2015年4月21日火曜日

17年 南海vs巨人 7回戦


7月12日 (日) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 南海 29勝20敗 0.592 川崎徳次 神田武夫 石田光彦
0 0 0 0 1 1 1 5 X 8 巨人 34勝14敗1分 0.708 須田博
 
勝利投手 須田博       8勝3敗
敗戦投手 神田武夫 15勝9敗

二塁打 (南)柳、岡村 (巨)中島、坂本
三塁打 (巨)呉

勝利打点 中島治康 9

猛打賞 (巨)坂本茂 2


南海6連敗

 5連敗で首位巨人から4.5ゲーム差と引き離された南海は3回、先頭の川崎徳次が中前打で出塁、八木進が送って一死二塁、柳鶴震が右中間に二塁打を放って1点を先制する。

 巨人は5回、先頭の呉波が流し打って左中間を抜く。レフト国久松一からの返球が悪送球となる間に呉は一気にホームを駆け抜け1-1の同点、記録は呉の三塁打と国久のエラーであった。

 巨人は6回、先頭の水原茂が四球を選んで出塁、南海ベンチはここで先発の川崎から神田武夫にスイッチ、しかし中島治康が左中間に二塁打を放って水原が還り2-1と勝ち越す。

 巨人は7回、先頭の呉がツーナッシングと追い込まれながら四球を選んで出塁、白石敏男にトップバッターの座を奪還された呉も必死である。坂本茂の右前打で無死一三塁、ここは「打走法」がかかっていたか。須田博のセカンドライナーに坂本が飛び出しゲッツー、二死三塁からトップに返り白石が右前タイムリーを放って3-1とする。

 巨人は8回、先頭の中島の遊ゴロをショート猪子利男がエラー、川上哲治が中前打、楠安夫は三振に倒れるが林清一が左前打を放って一死満塁、呉がストレートの押出し四球を選んで4-1、坂本がレフト線に二塁打を放って6-1、南海ベンチは神田から三番手の石田光彦にスイッチ、須田が四球を選んで再度一死満塁、トップに返り白石の遊ゴロが野選を誘い7-1、水原の中犠飛で8-1として試合を決める。

 須田博は5安打2四球2三振の完投で8勝目をマークする。

 南海は三本柱を注ぎ込んだが完敗、泥沼の6連敗となった。



 

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