7月15日 (水) 後楽園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 0 0 0 0 1 0 0 0 2 大洋 27勝19敗3分 0.587 三富恒雄 野口二郎
0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 名古屋 17勝34敗1分 0.333 西沢道夫 河村章
勝利投手 野口二郎 18勝9敗
敗戦投手 河村章 3勝10敗
二塁打 (大)野口二郎
勝利打点 野口二郎 6
二刀流・野口二郎
大洋は初回、先頭の中村信一がストレートの四球、浅岡三郎もワンスリーから四球を選んで無死一二塁、濃人渉の三前バントが内野安打となって無死満塁、野口明もワンスリーから押出し四球を選んで1点を先制、名古屋先発の西沢道夫はここで降板する。代わった河村章が山川喜作を浅い左飛、祖父江東一郎を二直、三富恒雄を二ゴロに抑えてこの回1点止まり。
大洋先発の三富はぴりっとせず、1回、2回と得点圏に走者を送る不安定なピッチング、何とか無得点に抑えたが、大洋ベンチは3回から三富に代えて野口二郎をマウンドに送り込む。
名古屋は3回、先頭の本田親喜監督が三塁に内野安打、木村進一が送って一死二塁、岩本章は三振に倒れるが、吉田猪佐喜が右前に同点タイムリーを放って1-1とする。ここはエース野口投入が裏目に出たかに見えた。
大洋は6回、二死後祖父江に代わる代打西岡義晴が右前にヒット、ここで野口二郎が左中間に決勝のタイムリー二塁打を放ち2-1とする。
投手・野口二郎は4回、5回とヒットを許すが尻上がりに調子を上げて6回以降名古屋打線を無得点に抑え、打者・野口二郎が叩き出した決勝点を守り抜いた。
二刀流・野口二郎の活躍ばかりが目に付くが、6回二死から代打に出て右前打を放ち決勝のホームを踏んだ西岡義晴の活躍も見逃せない。西岡は今季3安打を記録して球界を去ることとなるが、その内の1本がこの日の貴重な1安打であった。
*野口二郎は3回~5回に5安打を許すが6回以降を無安打に抑えて18勝目をマークする。
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