2015年4月19日日曜日

17年 第11節 週間MVP



 今節は巨人が4勝1敗、名古屋が4勝2敗、阪神が3勝2敗1分、大洋が3勝2敗、朝日が2勝2敗、阪急が2勝2敗、黒鷲が1勝3敗1分、南海が0勝5敗であった。

 今季低迷を続けていた名古屋が快進撃を見せ、巨人を破り南海に3連勝した。その南海は5連敗、前節まで巨人との優勝争いを繰り広げてきたが脱落した。



週間MVP

投手部門

 大洋 野口二郎 2

 今節3勝1敗2完封。7月1日の朝日戦は1安打完封、10日の南海戦は3安打完封であった。

 巨人 広瀬習一 3

 今節2勝0敗。11日の大洋戦では巨人キラー三富恒雄との投げ合いを制す。

 名古屋 石丸進一 1

 リリーフで2勝。2日は巨人を破り、5日の南海戦では延長12回に決勝打も放ち、名古屋の快進撃に貢献した。


打撃部門

 南海 岩本義行 4

 今節19打数9安打4得点5打点、3本塁打。11日の名古屋戦で一試合3本塁打の日本記録を樹立した。

 巨人 中島治康 3

 今節19打数9安打6得点3打点、1本塁打。猛打賞2回、無安打も2回と相変わらず波は大きいが、巨人の独走態勢構築に貢献した。

 名古屋 岩本章 1

 今節23打数5安打ながら3得点6打点、1本塁打。2日の巨人戦では須田博から決勝本塁打を放ち、11日の南海戦では5打点を記録した。



殊勲賞

 阪神 三輪八郎 1

 1日の黒鷲戦で3安打完封、今季初勝利を飾った。

 名古屋 河村章 1

 4日の南海戦で完封勝利、打っても2打数2安打を記録した。

 朝日 早川平一 2

 10日の阪急戦で猛打賞を記録する。出番は少ないがいいバッティングを見せており、五番にも起用されるようになってきた。



敢闘賞

 巨人 白石敏男 1

 今節15打数4安打6四球。1日の名古屋戦では3四球、10日の名古屋戦では2個の押出し四球を選ぶ。このところ下位に落とされていたが、出塁率の高さを評価されて呉波からトップバッターの座を奪い返した。

 阪神 土井垣武 1

 今節28打数9安打。11日の阪急戦では延長16回表に決勝打を放つ。

 大洋 濃人渉 1

 今節17打数6安打の活躍。


技能賞

 阪神 塚本博睦 1

 1日の黒鷲戦でセンターからのバックホームで補殺を決めて三輪八郎の完封をアシストする。

 名古屋 芳賀直一 1

 4日の南海戦で好走塁を見せて河村章のホームインをアシスト、これが決勝点となった。

 朝日 伊勢川真澄 5

 11日の黒鷲戦でトリプルスチールを決めて本盗を記録する。二走は早川平一、一走は広田修三であった。






 

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