2014年12月23日火曜日

17年 第6節 週間MVP



 今節は大洋が3勝1敗、阪急が3勝1敗、巨人が3勝1敗、朝日が2勝1敗1分、名古屋が2勝2敗、阪神が2勝2敗、黒鷲が0勝3敗1分、南海が0勝4敗であった。


週間MVP

投手部門

 巨人 広瀬習一 1

 5月9日の朝日戦と11日の黒鷲戦に2試合連続完封。

 巨人は上位チームは中尾輝三と須田博、下位チームは広瀬習一を中心にローテーションを組んでいる。今節巨人は阪神と2試合、黒鷲、朝日と対戦したが、阪神の先発は中尾輝三と須田博で朝日、黒鷲戦は広瀬が先発している。この点から広瀬の成績は割り引いて評価しなければならないが、今節は広瀬のMVPが妥当でしょう。


 阪急 森弘太郎 1

 昨シーズン後半から肘を痛めている森は今季調子が上がらなかったが、今節は1完封を含む2勝をあげて復活してきた。



打撃部門 

 巨人 伊藤健太郎 3

 早くも今季3度目のMVPを獲得。戦地から戻って神懸かり的な活躍を続けている。川上が欠場(おそらく徴兵検査か)した今節、18打数7安打6打点の猛打で首位固めに貢献する。11日の黒鷲戦では3本のタイムリーで猛打賞を記録した。


 阪急 黒田健吾 1

 今節13打数5安打4打点6四球。11日の名古屋戦では決勝の逆転スリーランを放つ。


 名古屋 古川清蔵 1

 12日の南海戦で7回裏に同点本塁打、10回裏にはサヨナラホームランを放つ。


 大洋 浅岡三郎 1

 今季は三富恒雄が好調なので浅岡はライトに入ることが多い。今節から三番に起用されて14打数6安打3得点5四球、出塁率は5割を超える。




殊勲賞

 巨人 楠安夫 1

 今節2試合連続猛打賞を記録して15打数8安打。


 阪神 御園生崇男 1

 9日の黒鷲戦で9回裏代打サヨナラタイムリーを放つ。


 大洋 織辺由三 2

 好調織辺はこのところ九番から六番、七番に上がって今節18打数5安打。10日の阪急戦では延長14回に二盗を決めて決勝点に結びつけ、11日の南海戦では決勝打を放つ。好調と言うよりも力を付けてきたと言うべきでしょう。前節に続いて2節連続殊勲賞を獲得。


 大洋 三富恒雄 3

 10日の阪急戦では粘りのピッチングで延長14回完投勝利。


敢闘賞 

 巨人 中尾輝三 1

 13日の阪神4回戦では7失点を喫した10日の3回戦の雪辱を遂げる気魄のピッチングを見せた。この試合が巨人の春季優勝を決定づけたと言っても過言ではない。


 朝日 福士勇 1

 11日の阪神戦で完封勝利。


 黒鷲 金子裕 1

 勝ち星には恵まれないが9日の阪神戦では完投して2対3でサヨナラ負け、13日の朝日戦では12回を完投して1対1の引分け。


 南海 北原昇 1

 今節15打数6安打2打点。



技能賞

 朝日 五味芳夫 1

 13日の黒鷲戦で1試合3盗塁を記録する。






 

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