2014年12月7日日曜日

17年 大洋vs南海 3回戦


5月9日 (土) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 計
0 0 0 0 0 0 0 0 1  0   2  3 大洋 13勝10敗1分 0.565 浅岡三郎 野口二郎
0 0 0 0 1 0 0 0 0  0   1  2 南海 16勝8敗 0.667 神田武夫

勝利投手 野口二郎   7勝4敗
敗戦投手 神田武夫 11勝3敗

二塁打 (南)柳
本塁打 (南) 岩本 1号

勝利打点 なし


神田武夫スタミナ切れ

 南海は初回、大洋先発の浅岡三郎を攻めて一死後猪子利男がレフト線にヒット、北原昇も左前打、岩本義行もレフト線にヒットを放ち一死満塁、しかし岡村俊昭は浅い右飛、室井豊は遊ゴロに倒れてスリーアウトチェンジ。

 大洋は3回から先発の浅岡に代えて野口二郎を注ぎ込む。

 南海は5回、先頭の柳鶴震がレフト線二塁打、トップに返り国久松一が送りバントを決めて一死三塁、猪子の遊ゴロで三走柳がホームに走り、ショート濃人渉がバックホームするがセーフ、野選と打点が記録されて1点を先制する。

 南海先発の神田武夫は1回、2回と無安打。3回は苅田久徳を四球で出すがキャッチャー室井が二盗を刺す。4回一死後野口明に右前に初ヒットを許すが、野口二郎を三ゴロ、村松長太郎を左飛に打ち取り無失点。6回も一死後中村信一に中前打を許すが又も室井が二盗を刺す。

 野口二郎は6回から8回を三者凡退に抑え尻上がりに調子を上げる。

 神田武夫は7回、エラーと四球で2走者を出すが無失点。8回も二死後中村に左前打を許すが無失点。しかし徐々にスタミナが切れてきているようだ。

 大洋は9回、先頭の野口明の遊ゴロをショート猪子が一塁に悪送球、代走に山川喜作を起用、野口二郎の三ゴロの間に山川は二進、村松が中前に同点タイムリーを放って1-1と追い付く。バックホームの間に打者走者の村松も二進、浅岡は右飛に倒れるが織辺由三が三前にセーフティバントから二盗、佐藤武夫が四球を選んで二死満塁、しかしここは神田が最後の力を振り絞って苅田を遊ゴロに打ち取る。

 野口二郎は9回、二死後中野正雄を四球で出すが神田を左飛に打ち取り延長戦に突入。

 大洋は10回表、野口明の後にファーストに入った古谷倉之助が四球で出塁、しかし野口二郎は右飛に倒れる。

 南海は10回裏、先頭の柳の遊ゴロをショート濃人がエラー、しかし国久の投ゴロで柳は二封、猪子の投ゴロで国久は二封、猪子が二盗を決めるが北原が遊飛に倒れてスリーアウトチェンジ。

 大洋は11回表、一死後浅岡がストレートの四球で出塁、織辺がレフト線にヒットを放ち一死一二塁、佐藤のカウントツースリーの時に二者スタート、佐藤は三振に倒れるが重盗成功、更にキャッチャー室井の三塁送球が悪送球となって三塁に進んだ浅岡が生還、1点を勝ち越す。白球はキャッチャー室井に返り、室井から神田に送球するがこれを神田が後逸する間に三塁に進んでいた織辺までが還って3-1とリードを広げる。

 南海は11回裏、先頭の岩本義行がレフトスタンドにホームランを放って1点を返すがここまで。11回表の2失点が重たかった。


 3回からリリーフのマウンドに立った野口二郎は9回を投げて4安打1四球3三振、7勝目をあげる。


 神田武夫は11回を完投して6安打6四球3三振3失点。自責点はゼロと不運な面はあったがスタミナ切れの感は否めない。









 

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