2013年5月2日木曜日

15年 南海vsセネタース 11回戦


10月11日 (金) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0  0   0   0   0 南海          21勝59敗6分 0.263 清水秀雄
0 0 0 0 0 0 0 0 0  0   0   0   0 セネタース 44勝30敗10分 0.595 三富恒雄

二塁打 (セ)横沢

勝利打点 なし


清水秀雄12奪三振

 秋季シリーズは東西に分かれて1日二試合ずつを行っています。第一試合の試合開始時間は午後1時で行われてきましたが、この試合の開始時間は12時30分となっています。翌日の読売新聞によると「球場の都合で1時間繰り上げ正午からと発表され選手も観衆も開始を待ちうけていたのに時間変更の通告漏れから審判員の遅刻となって30分遅れたのは失態である」とのことです。


 試合は清水秀雄と三富恒雄の投げ合いで0対0のまま決着がつかず、延長12回引き分ける。秋季シリーズから「引分試合を廃止し必ず再試合をする」(3月6日付けブログ「革新綱領」参照)と取り決められましたので、今季は各チーム13回総当りですがこのカードだけ14回戦まで行われることとなります。したがって、他の7球団の今季の試合数は104試合ですが、南海とセネタース(最終的には「翼」になります)の試合数は105試合となります。

 清水秀雄は148球で12回を完投して4安打3四球12三振の力投で零封、三富恒雄は141球で12回を完投して7安打3四球5三振で零封する。

 南海は初回、先頭の国久松一がサード横沢七郎のエラーに生きるが続く岡村俊昭の二ゴロが「4B-3」のダブルプレー。4回、先頭の清水が左前打で出塁するが、一死後木村勉の遊ゴロが「6-4-3」と渡ってダブルプレー。8回、先頭の加藤喜作が右前打で出塁、国久のバントが内野安打となって無死一二塁とするが、岡村は三振、伊藤経盛の遊ゴロが又も「6-4-3」と渡ってダブルプレー。


 南海は終始押し気味に試合を進めたが、セネタースが苅田を中心とする併殺網でピンチを切り抜け引分けに持ち込んだ。








               *清水秀雄と三富恒雄の力投を伝えるスコアカード。









 

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