実際に見てしまうと矢張り松井がドラフト1位候補です。
本日は朝6時に家を出て宇都宮清原球場で開催されている春の関東大会を観戦してきました。
第一試合は選抜の覇者浦和学院、第二試合は地元の期待佐野日大、第三試合は桐光学園というゴールデンカードが組まれたこの日は4千台収容の駐車場を解放する厳戒態勢が敷かれました。
浦和学院戦は一塁側ブルペン横で見ていましたので小島のキャッチボールが良く見えました。腕の振りがいいので切れの良いボールとなり打者は差し込まれます。体格、スピードからプロは難しいと思いますがまだ2年生ですからあと3回甲子園のチャンスが残っています。学生野球の王道を進むタイプのピッチャーではないでしょうか。
第二試合は三塁側に移動しましたが奇跡的にベンチ上3列目に座ることができました。地元栃木の方々には申し訳あしませんが、強豪佐野日大を破った専大松戸はいよいよ甲子園初出場のチャンス到来という感じです。185センチの下手投げエース高橋は低目に球を集めて佐野日大の左打線を封じ込めました。専大松戸は当ブログとも因縁があります。イーグルスで活躍した畑福俊英は初期の専大松戸の監督を務めています。畑福は専修大学の出身ですからその関係だったのでしょう。千葉県高校野球の黄金時代でもベスト8の常連でした。持丸監督を招聘して、今では千葉県で実力No1と言っていいのではないでしょうか。
第二試合の9回から三塁側ブルペン横は黒山の人だかりとなりました。神奈川予選の保土ヶ谷球場がパンクした松井人気は北関東でも同様でした。ブルペンに入っただけで拍手が沸き起こりました。
本日の出来は70%というところでしょうか。周りで見ている高校野球通の間でも「スピードがない」、「スライダーのキレが悪い」という声が聞こえていました。それでもビシッと決まった時のストレートは高校生では打てないでしょう。ワンバウンドのスライダーを空振りするシーンも多く見られました。結局、延長12回を投げて18奪三振でした。二塁打を2本打たれましたがいずれも高目の失投でした。3点取られて評価も落ちるかもしれませんが、花咲徳栄も浦和学院に劣らぬ強豪です。
身長が低いところを危惧する方もいらっしゃるとは思いますが、肩幅が広く、下半身ががっしりとした体型はピッチャーとしては理想的だと思います。当ブログののドラフト1位候補は桐光学園の松井、2位候補が東海大甲府の渡邉諒に変更させていただきます。
*入場料は600円、パンフレットは400円でした。
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