2013年5月4日土曜日

81イニングス連続自責点ゼロ



 スタルヒン時代の8月13日セネタース戦7回二死から自責点ゼロを続けている須田博は10月11日のライオン戦で完封勝利を記録して81イニングス連続自責点ゼロ(継続中)となりました。昭和15年5月21日~6月23日にかけて野口二郎が記録した78イニングス連続自責点ゼロの記録を塗り替えました。野口の記録は約1カ月の間に作られてこの間の失点も2点のみであったのとは対照的に、須田の記録は約3カ月に及んでおりこの間失点も5点を記録しています。


 須田博は相手が弱かったり勝負が決まった試合では手を抜く癖があります。澤村入営後は独りで巨人のマウンドを守ってきたので致し方のないところではありますが、中尾輝三が成長してローテーションに余裕ができたにもかかわらず悪癖は治っていません。自責点ゼロ記録がスタートした8月13日のセネタース戦では、6回まで10点の大量リードとなった7回に4点取られました。9月24日の南海戦では1失点自責点0で完投していますが9安打を許しています。


 いずれにしても現在継続中であるこの記録がどこまで更新されていくのか、見ものではあります。




 

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