2013年5月10日金曜日

15年 阪神vs阪急 11回戦


10月12日 (土) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9  計
0 0 0 0 0 0 0 0 0  0 阪神 52勝31敗3分 0.627 三輪八郎 若林忠志
1 0 2 0 0 0 0 0 X  3 阪急 50勝30敗5分 0.625 浅野勝三郎

勝利投手 浅野勝三郎 8勝6敗
敗戦投手 三輪八郎  13勝4敗

二塁打 (神)田中 (急)田中

勝利打点 井野川利春 6


浅野勝三郎、投打に活躍!

 阪急は初回、一死後フランク山田伝が四球で出塁、山下実の二ゴロの間に山田は二進、浅野勝三郎が四球を選んで二死一二塁、井野川利春が左前に先制タイムリーを放って1-0とする。

 阪急は3回、先頭の中島喬が左前打で出塁、タイガースベンチは早くも先発の三輪八郎をあきらめて若林忠志をマウンドに送る。山田が四球を選んで無死一二塁、山下実は三振に倒れるが、浅野が右中間を深々と破って二者を迎え入れ3-0とする。

 阪神は4回、一死後伊賀上良平が左前打、カイザー田中義雄が三塁に内野安打、ジミー堀尾文人は左飛に倒れるが山根実が四球を選んで二死満塁、しかし若林は三振に倒れる。この場面を翌日の読売新聞は「制球力の点で申分のない浅野の緩曲球は4回二死満塁時に若林との一騎打ちに凱歌を奏し・・・」と伝えている。

 阪神は6回、二死後田中が左中間に二塁打、堀尾が四球を選んで二死一二塁、しかし山根に代わる代打比留木虎雄が遊飛に倒れて無得点。8回も二死後伊賀上の三ゴロをサード黒田健吾がエラー、田中が左前打、堀尾も左翼線にヒットを連ねて二死満塁とするが、松尾五郎が中飛に倒れて又も無得点。

 浅野勝三郎は6安打2四球2三振で今季4度目の完封、8勝目をあげる。打っても四番で先発して3打数2安打2打点と相変わらずの「二刀流」ぶりを見せつける。


 本日の西宮球場では第一試合は内藤幸三と中尾輝三の両左腕が先発して内藤が1安打完封で巨人を破り、第二試合も浅野勝三郎と三輪八郎の両左腕が先発して浅野が6安打完封で阪神を破った。






              *浅野勝三郎は6安打で今季4度目の完封、8勝目をあげる。











     *浅野勝三郎が投打に活躍を見せた阪急打線。








 

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