１４年 セネタースvs阪急 ３回戦

5月7日 （日） 甲子園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 セネタース ８勝１１敗 0.421 浅岡三郎 塩田猪年男
0 2 0 0 2 1 2 0 X 7 阪急 　　 １７勝５敗    0.773 高橋敏

勝利投手 高橋敏     ７勝０敗
敗戦投手 浅岡三郎 ２勝１敗


二塁打　（阪）田中

高橋敏今季四度目の完封、打っても2安打2打点


　阪急は2回、一死後森弘太郎が右前打で出塁、田中幸雄の二ゴロで一走森はタッチアウト、しかし苅田久徳が一塁に悪送球する間に打者走者の田中は二塁に進む。石井武夫四球で二死一二塁、高橋敏が右前にタイムリーを放ちライト森口次郎がエラーする間に一走石井も還って2-0とする。更に西村の二ゴロを苅田がエラー、フランク山田伝が二飛に倒れてスリーアウトチェンジ。

　阪急は4回にも田中、石井、西村にヒットが出るが無得点。阪急は5回、上田藤夫、山下好一が連続四球、二死後田中が右中間に二塁打を放って二者を迎え入れて4-0とする。

　阪急は6回、2四球と山下好一の右前タイムリーで5-0、7回にも田中、石井の連打と高橋のタイムリー、西村の遊ゴロの間にも1点を追加して7-0とする。

　先制タイムリーを含む2本のタイムリーヒットで打撃でも活躍した高橋敏は9安打を許しながら1四球2三振で今季四度目の完封、7勝目をあげる。高橋は今季通算50回3分の1を投げて自責点は2で防御率0.36、WHIP0.74を記録している。奪三振率は2.88であるが与四球は11でコントロールが安定しているのが特徴となっている。


　阪急はこれで4月16日のセネタース戦以降九連勝となり二位タイガースに2ゲーム差を付けて首位を独走している。逆にセネタースはその4月16日の阪急戦以降泥沼の六連敗で借金3となった。






　　　　　　　　　　　　　　　＊高橋敏は今季四度目の完封