5月14日 (日) 神戸市民
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 0 0 4 1 0 0 0 0 6 南海 7勝16敗1分 0.304 政野岩夫
0 0 0 0 0 1 2 0 0 3 ジャイアンツ 16勝9敗 0.640 中尾輝三 川上哲治
勝利投手 政野岩夫 4勝6敗
敗戦投手 中尾輝三 2勝2敗
二塁打 (南)鶴岡 (ジ)川上
伊藤経盛、3安打を放つ
南海は初回、先頭の小林悟楼が四球で出塁、国久松一は三振に倒れるが鶴岡一人が中越えに先制の二塁打を放って1-0とする。
南海は4回、先頭の岡村俊昭が四球で出塁、伊藤経盛の右前打で無死一三塁、中田道信が右前にタイムリーを放って2-0、政野岩夫の投前送りバントをピッチャー中尾輝三が一塁に大悪投、これをライト中島治康がバックアップに入らずセカンド井上康弘がボールを追う間に二走伊藤に続いて伊藤に続いて中田もホームに走り井上からのバックホームが悪送球となって二者生還して4-0として打者走者の政野も三塁に進む。山尾年加寿は投ゴロに倒れるが小林が左翼線にタイムリーを放って5-0とする。
ジャイアンツは先発の中尾を降板させて5回からファーストの川上哲治がマウンドに上る。
南海は5回、一死後中村金次が四球で出塁、岡村は二飛に倒れるが伊藤が右前打を放って二死一三塁、ここでダブルスチールを決めて6-0とする。
ジャイアンツは6回、先頭の川上が左中間に二塁打、白石敏男四球で無死一二塁、三田政夫の遊ゴロで白石は二封されて一死一三塁、井上に代わる代打平山菊二の三ゴロの間に川上が還って1-6とする。
ジャイアンツは7回、一死後水原茂が四球で出塁、千葉茂の左前打で一死一二塁、中島のピッチャー強襲ヒットで水原が還って2-6、川上が四球を選んで一死満塁、白石の遊ゴロ併殺崩れの間に千葉が還って3-6とする。
南海先発の政野岩夫は8回、先頭の三田を三振に打ち取り三者凡退。9回は先頭の永澤富士雄に代わる代打山本次郎栄一郎を四球で歩かせアイル度ピッチで無死二塁のピンチを迎えるが水原、千葉を連続三振、中島を歩かせて二死一二塁とするが最後は川上を二ゴロに打ち取る力投を見せて完投勝利を飾る。
南海の得点は全て先頭打者の四球に端を発したもの、四球は出さないに限ります。
本日も四番に入った川上哲治は4打数2安打二塁打1本と四番の働きをした。南海では鶴岡一人が先制二塁打、伊藤経盛が4打数3安打の活躍であった。
政野岩夫は結局、6安打9四球5三振の完投で4勝目をあげる。政野が鹿児島実業出身であることは2011年3月15日付けブログ「13年秋 南海vs金鯱1回戦」でお伝えした通りです。そこから発展させて同日付で鹿児島実業vs東海大相模戦で鹿実のセカンド中村孝選手が見せた超美技について「ファインプレー」で書かせていただきましたが、追加の資料を入手できましたので近日中に「ファインプレー その2」をアップさせていただく予定にしております。
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