10月6日 (日) 西宮
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 1 0 0 1 南海 21勝57敗5分 0.269 政野岩夫 劉瀬章
1 1 0 0 0 0 2 0 X 4 金鯱 21勝51敗7分 0.292 古谷倉之助 中山正嘉
勝利投手 古谷倉之助 6勝16敗
敗戦投手 政野岩夫 7勝18敗
セーブ 中山正嘉 6
勝利打点 なし
森田実猛打賞
金鯱は初回、先頭の五味芳夫が右前打で出塁、室脇正信が四球を選んで無死一二塁、濃人渉が送って一死二三塁、続く黒澤俊夫の打球で三走五味に守備妨害が記録されるてツーアウトとなるが、ピッチャー政野岩夫の一塁送球が悪送球となる間に二走室脇が生還して1点を先制、打者走者の黒澤は二塁ベースを蹴って三塁に向かうがファースト伊藤経盛からの三塁送球にタッチアウト、一旦ダブルプレーが記録されたが後に取り消された。
金鯱は2回、先頭の森田実が右前打で出塁、上野義秋も右前打で続き、古谷倉之助の送りバントは投飛となるが、漆原進が四球を選んで一死満塁、飯塚達雄の二ゴロの間に三走森田が還って2-0とする。
南海は3回から先発の政野に代えて劉瀬章をマウンドに送る。
5回の二死満塁のチャンスを逃した金鯱は6回、一死後漆原が左翼線にヒットを放ち二盗に成功、しかし飯塚は遊ゴロ、五味は遊飛に倒れて追加点はならず。
南海は7回、先頭の上田良夫が三塁に内野安打、トップに返り国久松一が送って一死二塁、木村勉は左飛に倒れて二死二塁、伊藤に代わる代打清水秀雄が中前にタイムリーを放って1-2と追い上げる。
金鯱は7回裏、先頭の室脇が四球を選んで出塁し代走に佐々木常助を起用、濃人が中前打を放って無死一二塁、黒澤が右前にタイムリーを放ち二走佐々木が還って3-1、森田も左前にタイムリーを放って4-1と突き放す。
金鯱は8回から先発の古谷に代えて中山正嘉をマウンドに送る。中山はいきなり吉川義次、岡村俊昭に連続四球を与えるが後続を抑え、9回は三者凡退で切り抜けて当ブログルールにより6個目のセーブを記録する。中山は5セーブで並んでいた若林忠志を抑えてセーブランキング単独トップとなる。
打線好調の金鯱はこれで三連勝、森田実が3打数3安打1得点1打点1四球1盗塁の活躍であった。
*古谷-中山のリレーで金鯱は三連勝。
*森田実が猛打賞を記録した好調金鯱打線。
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