2012年11月17日付けブログ「三冠への道 2012 ⑳」で予想させていただいたとおり、「三冠への道 2013」の連載を開始させていただきます。
2013年の大リーグはリック・アンキールの代打スリーランで幕を開けました。今年は大谷翔平のおかげで「二刀流」がテーマとなっていますが、2013年現在における世界最強の「二刀流」こそがリック・アンキールです。アンキールはルーキーシーズンの2000年に11勝7敗、175回3分の0を投げて194奪三振と将来を嘱望されましたがコントロールがままならずピッチャーとしては大成しませんでした。忘れられかけたところで打者として復活、色々あったことは事実ですが2008年以降は各チームでレギュラークラスの外野手として活躍してきました。元快速球投手だけあって強肩ぶりは必見です。グーグルで「リック・アンキール レーザービーム集 」を検索していただければユーチューブで驚異の肩を見ることができます。私がリアルタイムで見てきた外野手では、ダリル・ストロベリーとリック・アンキールが強肩の双壁です。まぁストロベリーの場合は肩だけでなく野球センスでは史上No1であると考えていますが。
昨年はミゲール・カブレラの三冠への道を世界に先駆けてお伝えさせていただきました。ちょっと気が早過ぎますが、2013年の三冠王候補リストをあげさせていただきます。
◎ マーク・トランボ 世界最速の打球の速さは必見です。トランボを三冠王候補No1と見ているのは当ブログだけでしょう。
O マット・ケンプ 一昨年終盤の驚異的打棒を克明に伝えてきたのは当ブログだけでしょう。
▲ アルバート・プホルス 腐ってもプホルス。まだまだ見捨てるわけにはいきません。
× トロイ・トゥロウィツキー ちょっと大穴過ぎるかもしれませんが期待の選手です。
△ ブライス・ハーパー いきなり三冠王は疑問ではありますが、2010年代「プレイヤー・オブ・ザ・ディケード」の有力候補です。
流石にミゲール・カブレラの2年連続は無いでしょう。ライアン・ブラウンも色々あり過ぎて無理でしょう。デビッド・ライトファンの方には申し訳ないですが、当ブログは「良くて打点王」程度の評価です。突き抜けるだけの迫力が感じられません。
*3月31日の開幕戦で代打スリーランを放ったリック・アンキールの直筆サインカード。ピッチャー時代のものです。後ろから勢いを付けるイチローのレーザービームと違って、ノーステップや逆モーションからでもレーザービームを見せる強肩ぶりは必見です。是非ユーチューブでご確認ください。
*当ブログが史上最高の素質の持ち主と考えるダリル・ストロベリーの直筆サインカード(上)。ドワイト・グッデンとのダブルの価値は、80年代のニューヨーク・メッツを知る方には理解できるでしょう。
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