10月6日 (日) 西宮
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 名古屋 43勝33敗5分 0.566 西沢道夫 河村章
0 0 2 1 0 0 0 0 X 3 阪急 48勝29敗5分 0.623 石田光彦
勝利投手 石田光彦 14勝10敗
敗戦投手 西沢道夫 15勝8敗
勝利打点 新富卯三郎 2
石田光彦、2安打完封
阪急は初回、一死後フランク山田伝が中前打で出塁、二死後四番・浅野勝三郎が右翼線にヒットを放ち一走山田は二塁ベースを蹴って三塁に向かうが、ライト吉田猪佐喜からの好返球にタッチアウト。
阪急は3回、先頭の石田光彦が四球で出塁、トップに返り中島喬の送りバントが野選を誘い、山田の三前バントも内野安打となって無死満塁、新富卯三郎が押出し四球を選んで1点を先制、浅野の遊ゴロをショート村瀬一三がお手玉する間に三走中島が還って2-0とする。井野川利春の三ゴロはサード芳賀直一からのバックホームに山田は本封、黒田健吾の三ゴロも新富が本封されて二死満塁、上田藤夫も三ゴロに倒れて追加点はならず。
阪急は4回、先頭の田中幸男がピッチャー強襲ヒット、石田が送って一死二塁、トップに返り中島が中前にタイムリーを放って4-0とする。
名古屋は5回から先発の西沢道夫から左の河村章にスイッチ。阪急5回の攻撃は絶好調・浅野勝三郎からであるが阪急ベンチは左対左を嫌ったのか浅野に代えて代打山下好一を送り、山下好一は期待に応えて左前打を放っている。
阪急先発の石田光彦は快調なピッチングを見せ、許したヒットは2回の三浦敏一の三塁内野安打と5回の岩本章の中前打の2本のみ。結局、2安打4四球4三振で今季3度目の完封で14勝目をあげる。石田は夏の満州リーグから好調を持続していますが、真面目に投げれば相当の力量を有していたと考えられます。
*石田光彦は2安打完封で14勝目をあげる。
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