2013年4月11日木曜日

15年 ライオンvs南海 11回戦


9月29日 (日) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9  計
0 0 1 0 0 0 0 0 1  2 ライオン 21勝56敗4分 0.273 近藤久
0 0 0 0 0 0 0 0 0  0 南海      21勝56敗5分 0.273 清水秀雄 政野岩夫

勝利投手 近藤久       7勝15敗
敗戦投手 清水秀雄 10勝20敗

勝利打点 坪内道則 1


近藤久、今季5度目の完封

 ライオンは2回、鬼頭数雄、戸川信夫が連続四球を選んで無死一二塁とするが後続なく無得点。

 ライオンは3回、先頭の近藤久が四球を選んで出塁、トップに返り村上重夫が左前打、玉腰年男が送って一死二三塁、坪内道則が中前に先制タイムリーを放って1-0とする。

 南海は3回裏、一死後国久松一が三前にバント安打を決めて二盗に成功、木村勉が右前打を放って一死一三塁、吉川義次は浅い中飛に倒れるが岩本義行が四球を選んで二死満塁、しかし岡村俊昭は投ゴロに倒れて無得点に終わる。

 ライオンは4回、一死後前田諭治が三塁に内野安打、伊勢川眞澄が四球を選んで一死一二塁、南海ベンチはここで先発の清水秀雄から政野岩夫にスイッチ。近藤も四球を選んで一死満塁、しかし村上は三ゴロで三走前田は本封、玉腰は遊ゴロに倒れて追加点はならず。

 ライオンは5回を除いて、南海は4回と8回を除いて毎回走者を出すが無得点で8回まで膠着状態が続く。

 ライオンは9回、一死後玉腰が四球で出塁、坪内が中前打を放って一死一二塁、捕逸で二者進塁し、鬼頭(兄)が四球を選んで一死満塁、戸川の中犠飛で2-0とする。

 近藤久は南海の反撃を8回、9回と三者凡退に抑え、5安打2四球2三振で今季5度目の完封、7勝目をあげる。


 この試合まで川上哲治同様4試合連続無安打を続けていた鬼頭数雄は3打数1安打で今季通算311打数96安打で打率は3割9厘、横浜平和球場の第二試合で川上は5打数2安打を記録して今季通算303打数94安打で打率は3割1分となる。ミクロの闘いはいよいよ佳境に入ってきた。









                 *近藤久は今季5度目の完封で7勝目をあげる。










 

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