今節はタイガースとジャイアンツが3勝0敗、ライオン、南海、セネタースが2勝2敗、阪急が1勝2敗1分、金鯱が1勝2敗、名古屋が1勝3敗、イーグルスが0勝2敗1分であった。
週間MVP
投手部門
名古屋 森井茂 2
前節から続けて2試合連続完封勝利。しかも2試合で被安打は5本だけ。
森井はこの2試合連続完封を置き土産に兵役に就きます。森井の応招が報じられるのは9月18日付け新聞です。この後登板するのは昭和15年のこととなります。同じ宇治山田出身の澤村栄治と西村幸生は戦死しますが森井は生き抜き、戦後は母校宇治山田商業のコーチを務めて巨人で活躍した中村稔を育てることとなります。
ライオン 大友一明 1
セネタース2回戦で2安打完封。
打撃部門
タイガース 伊賀上良平 1
今節11打数5安打3得点6打点の活躍
殊勲賞
金鯱 松元三彦 1
バッキー・ハリス以来となる二打席連続ホームラン。
セネタース 伊藤次郎 1
完封でセネタース今季初勝利。
敢闘賞
南海 中野正雄 1
今節13打数5安打3得点4打点。ライオン1回戦ではサヨナラヒット。
ジャイアンツ 川上哲治 1
今節13打数4安打2得点3打点。打撃の神様もこの時点ではようやく永澤富士雄からレギュラーポジションを奪ったところである。
技能賞
ライオン 坪内道則 1
名古屋1回戦で延長10回に決勝二塁打を放つ。
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