2011年3月23日水曜日

13年秋 セネタースvs阪急 2回戦

9月12日 (月) 西宮


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 4 1 3 0 1 9 セネタース 2勝5敗       0.286 伊藤次郎 金子裕
0 0 2 2 0 0 1 0 0 5 阪急      4勝2敗1分 0.667 小田野柏 森弘太郎 石田光彦


勝利投手 金子裕     1勝3敗
敗戦投手 石田光彦 2勝1敗


二塁打 (セ)青木、金子、尾茂田 (阪)宮武、石田
本塁打 (阪)宇野 1号

青木幸造、決勝タイムリー


 阪急は3回、一死後小田野柏が右前打で出塁、二死後フランク山田伝四球、宮武三郎が左中間を抜いて二者を迎え入れ2点を先制する。

 阪急は4回、一死後上田藤夫がピッチャー強襲ヒットで出塁、宇野錦次がレフトスタンドにツーランを叩き込んで4-0とリードを広げる。

 4回まで阪急先発小田野柏に1安打に抑えられていたセネタースは5回、この回先頭の伊藤次郎の三ゴロをサード黒田健吾がエラー、佐藤武夫四球で無死一二塁、阪急ベンチはここで早くも小田野をあきらめ森弘太郎をリリーフに送る。しかし青木幸造四球で無死満塁、横沢七郎押出し四球で1-4、トップに返り森口次郎の左犠飛で2-4、今岡謙次郎の遊ゴロをショート上田が悪送球して3-4、苅田久徳の遊ゴロは6-4-3と渡るがセカンドセーフ、ファーストアウトで三走横沢がホームインとなり、この回ノーヒットで4点をあげて4-4の同点に追い付く。

 阪急は6回から石田光彦を投入。セネタースは6回、一死後伊藤死球、代走に磯野政次を起用、佐藤左前打の一二塁から青木がセンター右にタイムリーを放ち5-4と逆転。逆転に成功したセネタースは6回から金子裕をマウンドに送る。

 セネタースは7回、一死後今岡が内野安打で出塁、苅田左前打、二死後遠藤忠次郎が左翼線にタイムリーを放って6-4、更に金子が中越えに二塁打を放って8-4とリードを広げる。

 阪急は7回、石田の二塁打と山田のタイムリーで1点を返すがセネタースも9回、尾茂田叶の二塁打と佐藤のタイムリーで1点を追加し、セネタースが9対5で阪急を破って開幕5連敗から2連勝。逆に阪急は開幕4連勝から1引分けを挟んで2連敗となった。

 もうお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、今季に入って継投策が多くなってきています。昭和12年春季から始まった我が国初の長期リーグ戦も約1年半を経過、四シーズン目に入ってようやく各チームともローテーションを意識するようになったことが原因でしょう。但し、本日の小田野柏の降板はいくらなんでも早すぎた。もう少し小田野を引っ張っていれば阪急の開幕5連勝があったかもしれない。

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