2011年3月17日木曜日

13年秋 タイガースvsライオン 1回戦

9月6日 (火) 後楽園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
3 1 1 0 2 0 0 0 2 9 タイガース 3勝1敗 0.750 西村幸生 青木正一 御園生崇男
0 1 0 0 1 0 0 4 1 7 ライオン   1勝3敗 0.250 近藤久 大友一明


勝利投手 西村幸生 1勝0敗
敗戦投手 近藤久     0勝1敗
セーブ   御園生崇男 1


二塁打 (タ)松木
本塁打 (タ)景浦 1号、伊賀上 1号 (ラ)中村三 1号、坪内 1号


タイガース投手陣、17四死球


 タイガースは初回、一死後藤村富美男が四球で出塁、山口政信は三球ファウルで粘って四球を選び一死一二塁、ここで景浦将がワンスリーからの好球をレフトスタンドに叩き込むスリーランを放ち3点を先制する。

 タイガースは2回、一死後九番ショートでスタメン出場の皆川定之が四球を選んで出塁、二死後藤村四球、山口が右前にタイムリーを放って皆川を迎え入れて4-0とする。ライオンはその裏、この回先頭の近藤久が中前打で出塁しパスボールとワイルドピッチで三塁に進む。二死後柳澤騰市四球、トップに返り坪内道則の三ゴロをサード伊賀上がエラーする間に近藤が還り1-4とする。

 タイガースは3回、伊賀上良平が左越えにホームランを放って5-1とする。更に5回、この回先頭の景浦がストレートの四球、松木謙治郎が左越えに二塁打を放ち無死二三塁、伊賀上の二ゴロの間に景浦が還って6-1、門前真佐人が左前にタイムリーを放って7-1とする。

 ライオンは5回裏、一死後五番中村三郎が左越えにホームランを放ち2-7とする。更に近藤、原一朗に連続四球を与えたところで先発西村幸生が降板し靑木正一をリリーフに送る。青木は残る二者を凡打に打ち取りチェンジ。
 
 ライオンは8回、この回先頭の柳澤騰市が四球で出塁、トップに返り坪内道則の三ゴロを伊賀上が二塁に悪送球、更にバックアップのライト藤井勇が三塁に悪送球とWエラーで柳澤がホームに還り3-7として坪内も二塁に進む。大友一明の中前打で無死一三塁、鬼頭数雄の投ゴロをピッチャー青木が二塁に投げるが間に合わず野選となって無死満塁、青木が水谷則一にぶつけて押出し死球となって4-7、タイガースはここで青木に代わり御園生崇男がマウンドに上がる。しかし御園生も中村にぶつけて連続の押出し死球となって5-7、代打菊矢吉男、原は連続三振に倒れるが中野隆雄が押出し四球を選んでこの回4点目、6-7と1点差に詰め寄る。

 タイガースは9回、山口、景浦の連打で無死一二塁、松木のバントをサード桜井七之助がエラーして無死満塁、伊賀上の遊ゴロで景浦が還り、更にセカンド中村三郎の悪送球の間に松木も還って9-6とする。ライオンは最終回、坪内がレフトスタンドにホームランを叩き込んで7-9とするがここまで。

 西村幸生は勝利投手にはなったものの4回3分の1で102球を投げて9四球、青木正一が2回3分の2を54球で4四球1死球、御園生崇男までも2回で45球を投げて2四球1死球を与え、三人で201球、15四球2死球であった。打線の援護で勝つには勝ったが、タイガース王朝崩壊の兆しを見せる象徴的な試合であった。

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