2010年12月16日木曜日

13年春 金鯱vsタイガース 1回戦

5月7日 (土) 甲子園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 金鯱      1勝2敗 0.333 中山正嘉
0 0 0 0 0 0 1 2 X 3 タイガース 3勝0敗 1.000 釣常雄 藤村富美男


勝利投手 藤村富美男 1勝0敗
敗戦投手 中山正嘉   0勝1敗


三塁打 (タ)伊賀上


完封リレー


 今シーズンは時局を慮ってか、週末開催で進んでいく。しかしこれでは試合消化はままならない。当面は東西に四チームづつが分かれて変則ダブルで進んでいくこととなるが、次第になし崩し的になっていきます。5月6日付け読売新聞は「戦時型の強行進軍」の見出しと共に「七日から八球団が東西に分れて土曜、日曜ごとに一日三試合という豪華、興味横溢のプログラムをひっさげて大リーグ戦に臨むこととなった。この戦時構成にも似た試合方法はわが球界最初の試みであるだけに各チームが二日間連続三試合という苦しいスケジュールにどう堪えてゆくか或は投手起用その他の作戦上にどんな妙味を見せるかについて多大の期待と興味が持たれている」と分かったような分からぬような解説を載せている。いずれにしろ今後は軍部の意向を酌みながらリーグ戦運営が続けられていくこととなる。

 タイガースは明日ジャイアンツ、阪急とのダブルヘッダーを控えているため(実際は雨で9日に順延されますが)、新人の釣常雄を先発に起用。釣は初回は五味芳夫にヒット、2回は松元三彦にヒット、4回は小林茂太に四球と三度先頭打者に出塁を許すが後続を抑え、4イニングを3安打2四球1死球1三振で無失点で切り抜け二番手藤村富美男につなぐ。松木謙治郎著「タイガースのおいたち」によると「高めに浮きあがる球は威力があり、将来を期待したが、低めに決まらず、試合ではまことに四球が多かった」とのことである。

 金鯱先発の中山正嘉はタイガース打線を6回まで5安打無得点に抑える好投。タイガースは7回、この回先頭の伊賀上良平が中前打で出塁、門前真佐人が送って二死後岡田宗芳が中前に先制タイムリーを放って均衡を破る。タイガースは8回、先頭の藤村四球、山口政信が左前打で続いて無死一二塁、景浦将は一邪飛、藤井勇は右飛に倒れるが、続く伊賀上が左中間を破る三塁打を放ち二者還って3-0。

 藤村富美男は5回以降5イニングを3安打無四球2三振無失点で切り抜けタイガースは釣ー藤村で完封リレーを見せる。伊賀上良平は3打数3安打2打点、岡田宗芳も2打数2安打1打点、タイガースの誇る三遊間コンビの活躍で開幕三連勝。

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