2010年12月14日火曜日

13年春 セネタースvs名古屋 1回戦

5月1日 (日) 甲子園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 0 0 0 1 1 0 7 0 10 セネタース 1勝1敗 0.500 伊藤次郎 浅岡三郎
0 0 0 0 3 0 3 0 0 6  名古屋   0勝2敗 0.000 松尾幸造 森井茂


勝利投手 浅岡三郎 1勝1敗
敗戦投手 松尾幸造 0勝2敗


二塁打 (セ)浅岡


セネタース大逆転


 セネタースは初回、先頭の苅田久徳が左翼線にヒット、北浦三男の送りバントが内野安打となる間に苅田は三塁に進む。尾茂田叶の遊ゴロで北浦二封、苅田は動かず。尾茂田二盗、綿貫惣司四球で一死満塁、家村相太郎の二ゴロで綿貫が二封される間に苅田が生還して1点を先制してなお二死一三塁。伊藤次郎の初球にダブルスチールを敢行、キャッチャー三浦敏一からの送球を受けたショート村瀬一三がバックホーム、2-6-2と渡ってタッチアウト。

 セネタースは5回、この回先頭の今岡謙次郎が四球で出塁、苅田はセカンド前にプッシュバント、結果的に送りバントとなって一死二塁から北浦が左前にタイムリーを放って2-0とする。

 名古屋は5回裏、三浦敏一四球、石丸藤吉中前打からワイルドピッチで無死二三塁、松尾幸造三振後、村瀬の二ゴロの間に三浦が還って1-2、トップに返り石田政良四球から二盗を決めて二死二三塁、鈴木秀雄が中前に逆転の2点タイムリーを放って3-2とする。

 セネタースは6回、先頭の家村四球から盗塁、二死後横沢が右前にタイムリーを放ち3-3の同点。セネタースベンチは同点としたところで先発伊藤次郎から浅岡三郎にスイッチ、野口明が兵役で抜けた今は浅岡がエース格である。

 名古屋は7回、村瀬が三塁への内野安打で出塁、石田が送り鈴木一ゴロで二死三塁、桝嘉一四球で一三塁、大沢の遊ゴロをショート今岡がエラーして村瀬が還って4-3、白木一二中前タイムリー、三浦左前タイムリーと続いて6-3とする。

 セネタースは8回、この回先頭の綿貫が四球で出塁、家村の送りバントが内野安打となり、浅岡が左中間に二塁打を放ち4-6としてなお無死二三塁、青木幸造の左犠飛で5-6、更にレフト白木がこれをエラー、横沢四球で無死満塁、名古屋は先発松尾から森井茂にスイッチするが今岡が押出し四球を選んで6-6の同点、苅田が中前に逆転の2点タイムリーを放って8-6、バックホームの間に今岡が三塁、苅田も二塁に進むセネタースらしい走塁。これが効いて北浦の中犠飛で9-6、尾茂田の左前打タイムリーが続いてこの回一挙7点をあげて10対6と大逆転に成功。8回、9回を浅岡が締めてセネタースが快勝。

 名古屋の新人村瀬一三は4打数2安打1打点、7補殺無失策と守っても随所に好プレーを見せている。今節6打数3安打3打点1本塁打と連敗の名古屋の中で一人気を吐いており三賞受賞は堅いところか。

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