2014年3月15日土曜日

16年 黒鷲vs阪急 7回戦


8月9日 (土) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 黒鷲 15勝32敗 0.319 中河美芳
0 0 1 0 0 1 0 1 X 3 阪急 30勝20敗 0.600 橋本正吾 笠松実 森弘太郎

勝利投手 森弘太郎 18勝5敗
敗戦投手 中河美芳   3勝5敗

三塁打 (急)上田
本塁打 (急)黒田 2号

勝利打点 黒田健吾 1

ファインプレー賞 伊東甚吉 1


黒田健吾決勝本塁打

 真夏ということでリーグ戦は試合間隔を開けて進行していきます。少し間が空いて4日ぶりに池田豊球審の右手が上がりプレイボール。

 黒鷲は初回、二死後玉腰忠義が左前打を放つが盗塁に失敗。玉腰は4日の阪神戦で5打数5安打を記録しており、これで6打席連続ヒットとなった。

 黒鷲は3回、先頭の清家忠太郎がストレートの四球を選んで出塁、宗宮房之助が送って一死二塁、トップに返り山田潔の遊ゴロの間に清家は三進、谷義夫はストレートの四球から二盗を決めて二死二三塁、玉腰の7打席連続安打となる三塁内野安打がタイムリーとなって1点を先制、なお二死一三塁から玉腰がディレードスチールを仕掛けるが「1-3-6-2」と渡ってホームを突いた三走谷はタッチアウト。

 阪急は3回裏、先頭の池田久之が四球で出塁、橋本正吾が送って一死二塁、池田が三盗を決め、西村正夫が四球を選んで一死一三塁、フランク山田伝のスクイズが内野安打となって1-1の同点、上田藤夫の右飛に二走西村が飛び出し「9-6」と渡ってスリーアウトチェンジ。

 阪急は6回、二死後黒田健吾がレフトスタンドに第2号ホームランを放って2-1と勝ち越す。

 阪急は8回、一死後上田藤夫が右中間に三塁打、黒田が四球から二盗、中島喬は二直に倒れるが森田定雄が四球を選んで二死満塁、伊東甚吉が押出し四球を選んで3-1とする。

 阪急は先発の橋本正吾から4回途中で笠松実、更に7回途中から森弘太郎を注ぎ込んで逃げ切る。

 6回に決勝点が入って7回途中で二番手の笠松から森に交代、笠松は3回3分の1を投げており森は2回3分の1なので現在であれば笠松実に勝利投手、森弘太郎にセーブが記録されると考えられるが、公式記録では森弘太郎に勝利投手が記録されて18勝目をマーク、ハーラー単独トップに躍り出た。


 阪急内野陣はセカンド伊東甚吉とショート上田藤夫が2エラー、ファースト森田定雄が1エラーと合計5個の失策を記録したが何とか踏ん張った。その中でサードの黒田健吾は無失策、四球を3つ選んで決勝ホームランを放つ活躍を見せた。











 

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