2014年1月3日金曜日

16年 名古屋vs阪神 5回戦


6月30日 (月) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 計
0 0 2 0 0 0 0 0 2  0   0   0  4 名古屋 14勝19敗 0.424 西沢道夫 岡本敏男 森井茂
0 0 0 0 3 0 1 0 0  0   0  1X 5 阪神    18勝15敗 0.545 藤村隆男 若林忠志

勝利投手 若林忠志 6勝5敗
敗戦投手 岡本敏男 0勝1敗

二塁打 (名)桝 (神)松木

勝利打点 松木謙治郎 1


両軍無失策

 名古屋は3回、先頭の石丸進一が右前打で出塁、西沢道夫が送って一死二塁、トップに返り木村進一の三前バントが内野安打となって一死一三塁、木村が二盗を決めて二三塁、桝嘉一が右中間に二塁打を放って2点を先制する。

 阪神は5回、先頭の宮崎剛が左前打で出塁、森国五郎は左飛に倒れるが、松木謙治郎が右中間に二塁打を放って一死二三塁、土井垣武が四球を選んで一死満塁、松尾五郎の遊撃内野安打で1-2、比留木虎雄に代わる代打カイザー田中義雄が右前に逆転の2点タイムリーを放って3-2とする。名古屋ベンチは先発の西沢から岡本敏男にスイッチ、岡本が後続を抑えてスリーアウトチェンジ。

 阪神は7回、先頭の松尾が右前打で出塁、皆川定之が一塁に内野安打、松下繁二は三振に倒れるが、藤村隆男が中前にタイムリーを放って4-2とする。

 名古屋は9回、牧常一に代わる代打本田親喜監督がセンター左にヒット、石丸も中前打で続いて無死一二塁、岡本の一ゴロの間に二者進塁して一死二三塁、トップに返り木村が左前にタイムリーを放って3-4、阪神ベンチは藤村から若林忠志にスイッチ、ここで名古屋は勝負のダブルスチールを仕掛けるが「2-4-2」と渡って三走石丸はタッチアウト、二死二塁となって桝は四球で二死一二塁、大沢清が右前に同点タイムリーを放って4-4と追い付く。

 阪神は11回裏、先頭の松木が四球で出塁、土井垣が左前打を放って無死一二塁、松尾の投前送りバントはピッチャー岡本が三塁に送球して二走松木を三封、皆川の三前バントが犠打となって二死二三塁、平桝敏男に代わる代打松本貞一は歩かされて二死満塁、若林は左飛に倒れてスリーアウトチェンジ。ここは敬遠策が功を奏した。

 阪神は12回裏、野口昇、宮崎が連続四球で無死一二塁、名古屋ベンチはここで岡本をあきらめて森井茂を注ぎ込む。森の三前バントが内野安打となって無死満塁、松木が中犠飛を打ち上げて阪神がサヨナラで熱戦を制す。

 阪神は12安打11四球で18残塁を記録したが最後は粘り勝った。両チーム無失策の好試合は午後1時開始、3時4分終了、2時間4分の熱戦であった。




 

0 件のコメント:

コメントを投稿