2014年1月12日日曜日

16年 阪急vs阪神 5回戦


7月2日 (水) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 2 0 1 3 阪急 21勝14敗 0.600 森弘太郎
0 0 2 0 0 0 0 0 0 2 阪神 18勝17敗 0.514 若林忠志

勝利投手 森弘太郎 13勝3敗
敗戦投手 若林忠志   6勝6敗

勝利打点 森弘太郎 1


阪急、開幕七連勝

 阪神は3回、一死後宮崎剛が中前打から二盗に成功、森国五郎の中前打で一死一三塁、カイザー田中義雄の三ゴロをサード黒田健吾がエラー、三走宮崎は動けず一死満塁、松木謙治郎の二ゴロで宮崎が本封されて二死満塁、松尾五郎が左前に2点タイムリーを放って2-0とする。

 6回まで阪神先発の若林忠志の前に2安打に抑えられてきた阪急は7回、先頭の黒田が右前打で出塁、山下好一は右飛に倒れるが日比野武が四球を選んで一死一二塁、伊東甚吉の左前タイムリーで1-2、石井武夫に代わる代打井野川利春が三前にセーフティバントを決めて一死満塁、森弘太郎がスクイズを敢行するが阪神バッテリーに読まれてウエスト、三走日比野がタッチアウトとなって二死一三塁、しかしここで鮮やかにダブルスチールをきめて2-2の同点に追い付く。

 同点で迎えた9回表阪急の攻撃、先頭の黒田が四球を選んで出塁、新富卯三郎が中前打を放って無死一二塁、日比野の送りバントはピッチャー若林が三塁に送球し二走黒田は三封されて一死一二塁、ここで果敢に重盗を敢行、キャッチャー田中からの三塁送球にタイミングはアウトであったがこの回からセカンドからサードに回っていた宮崎が落球して一死二三塁、伊東のスクイズは捕邪飛となって二死二三塁、井野川が四球を選んで二死満塁、森が押出し四球を選んで土壇場で3-2と勝ち越す。


 森が阪神最終回の攻撃を三者凡退に抑えて阪急は夏季シリーズ開幕七連勝を飾った。

 森弘太郎は6安打無四球1三振の完投で13勝目をあげる。決勝の押出し四球を選んで勝利打点も記録しており、本日の甲子園球場は第一試合に続いてピッチャーが勝利打点を記録した。





 

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