2014年1月17日金曜日

16年 阪急vs大洋 6回戦


7月5日 (土) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 阪急 21勝15敗 0.583 森弘太郎
0 0 0 0 0 0 2 0 X 2 大洋 23勝13敗 0.639 浅岡三郎 野口二郎

勝利投手 浅岡三郎   6勝1敗
敗戦投手 森弘太郎 13勝4敗
セーブ  野口二郎   1

勝利打点 苅田久徳 1


阪急の連勝ストップ

 阪急は3回、一死後伊東甚吉が四球から二盗に成功、森弘太郎は三振に倒れるが、トップに返り西村正夫が三前にセーフティバントを決め、二走伊東が一気にホームを陥れて1点を先制する。伊東の好走塁が光るが西村にも打点が記録されており、タイムリーセーフティバントとなった。

 試合巧者の大洋は珍しく拙攻続きであった。すなわち、初回は二死後濃人渉が四球から二盗を決めるが黒澤俊夫は二ゴロに倒れる。2回は森田実の内野安打から石井豊の送りバントは失敗、更に石井が盗塁失敗。3回は一死後織辺由三が三前にセーフティバントを決め、トップに返り中村信一が右前打を放って一死一二塁とするが苅田久徳の遊ゴロが「6-4-3」と渡ってダブルプレー。4回は濃人が左前打、黒澤の右前打で無死一三塁、しかし森田のスクイズは投飛となって失敗、更にダブルスチールを仕掛けるが「2-4-2」と渡って三走濃人が刺されて失敗。5回も織部の左前打と中村の四球で一死一二塁とするが後続なく無得点に終わる。

 6回は三者凡退に終わった大洋は7回、先頭の浅岡三郎が三前にセーフティバントを決めて出塁、佐藤武夫が送って一死二塁、織部の三ゴロで二走浅岡のハーフウェイを見たサード黒田健吾が二塁に送球するが浅岡が戻ってセーフ、野選が記録されて一死一二塁、トップに返り中村が中前に同点タイムリーを放って1-1、苅田が右前に逆転の決勝タイムリーを放って2-1と勝ち越す。

 阪急は8回、先頭の森が四球を選んで出塁、大洋苅田ベンチコーチはここで浅岡から野口二郎にスイッチ、西村が送りバントを決めるがフランク山田伝は右飛、上田藤夫は中飛に倒れてスリーアウトチェンジ。

 阪急は9回、先頭の黒田の三ゴロをサード中村が一塁に悪送球する間に黒田が二塁に進む。しかし新富卯三郎は投ゴロに倒れ、山下好一も投ゴロに終わって二死二塁、キャッチャーから返球の際に二走黒田がディレードスチールを試みるが「2-1-5」と転送されてタッチアウト、あっけない幕切れとなった。


 浅岡三郎が7回3分の0を投げて3安打3四球1三振1失点で今季6勝目、野口二郎には当ブログルールによりセーブが記録された。


 阪急は夏季シリーズ開幕7連勝でストップ。





 

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