7月8日 (火) 西宮
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 1 0 0 0 0 1 大洋 24勝14敗 0.632 野口二郎
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 阪神 19勝19敗 0.500 藤村隆男
勝利投手 野口二郎 15勝5敗
敗戦投手 藤村隆男 5勝5敗
勝利打点 織辺由三 1
野口二郎、今季6度目の完封
阪神は御園生崇男が戦場から帰還後初登場、六番ライトでスタメン出場となった。
大洋は2回、二死後石井豊、森田実が連続右前打を放つが佐藤武夫は三ゴロに終わる。3回も先頭の織辺由三が四球で出るが中村信一の投ゴロは「1-4-3」と渡ってゲッツー。
大洋は5回、先頭の森田が四球で出塁、佐藤が送って一死二塁、織辺が左前にタイムリーを放って1点を先制する。
阪神は1回、2回と先頭打者を四球で出すが無得点。3回は藤村隆男が中前打を放って出塁するがキャッチャー佐藤からの牽制に刺され、皆川定之が中前打を放つが宮崎剛、森国五郎は連続二飛に倒れる。
阪神は4回、先頭のカイザー田中義雄が左前打、土井垣武が四球を選んで無死一二塁、松尾五郎が送って一死二三塁、御園生は浅い左飛に倒れて二死二三塁、野口昇が四球を選んで二死満塁、しかし藤村は三振に倒れて無得点。
阪神は5回、一死後宮崎が左前打、森が右前打を放って一二塁、しかし田中、土井垣の三四番が連続右飛に倒れてランナーを出しながらここまで無得点。
1点のリードをもらった野口二郎はエンジン全開、6回以降の阪神打線を三者凡退で片付けて5安打4四球1三振で今季6度目の完封、15勝目をあげる。
昭和14年8月1日の阪急戦で完投勝利をあげて以来約2年ぶりの出場となった御園生崇男は第一打席が投ゴロ併殺、第二打席が左飛、第三打席が投ゴロで、第四打席では松木謙治郎が代打に送られた。この後しばらく休んで8月からライトで常時出場することとなる。
*野口二郎は今季6度目の完封で15勝目をあげる。
*約2年ぶりに御園生崇男がラインナップに名を連ねた阪神打線。
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