2014年1月28日火曜日

16年 阪急vs巨人 5回戦


7月8日 (火) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 計
0 0 0 2 0 0 0 0 0  0   0   0   2 阪急 21勝17敗 0.553 笠松実 江田孝
1 0 0 0 0 0 0 0 1  0   0  1X  3 巨人 29勝9敗 0.763 須田博

勝利投手 須田博 14勝3敗
敗戦投手 江田孝   0勝1敗

二塁打 (急)新富 (巨)吉原、中島

勝利打点 川上哲治 7


須田博、12回を完投して14勝目

 巨人は初回、先頭の呉波が四球で出塁、水原茂、中島治康が連続右飛に倒れるが、川上哲治が左前打、吉原正喜が四球を選んで二死満塁、白石敏男が押出し四球を選んで1点を先制する。

 阪急は4回、先頭の上田藤夫の遊ゴロをショート白石がエラー、黒田健吾の一塁線バントが内野安打となる間に上田は三塁に進んで無死一三塁、新富卯三郎が四球を選んで無死満塁、しかし井野川利春は二飛、日比野武は浅い右飛に倒れて二死満塁、ところが伊東甚吉が押出し四球を選んで1-1の同点、笠松実も押出し四球を選んで2-1と逆転する。

 2回の二死一二塁、3回の一死二三塁のチャンスを潰した巨人は4回、先頭の筒井修が四球で出塁、阪急ベンチはここで先発の笠松から江田孝にスイッチ、二死後中島がショートに内野安打して一二塁とするが川上は投ゴロに倒れてスリーアウトチェンジ。

 巨人は9回、先頭の中島が右翼線に二塁打、川上の一ゴロで中島は三進、吉原の遊ゴロをショート上田が失する間に中島が還って2-2の同点に追い付く。

 阪急は10回表、二死後西村正夫が左前打から二盗に成功、しかしフランク山田伝は左飛に終わる。

 巨人は10回裏、一死後山本栄一郎が四球で出塁、水原も四球を選んで一死一二塁、中島の右飛で二者タッチアップから進塁して二死二三塁、川上は敬遠で二死満塁、吉原が遊ゴロに倒れてスリーアウトチェンジ。

 巨人は12回裏、二死後中島が四球から二盗に成功、江田は今度は川上と勝負するが川上が左前にタイムリーを放って巨人がサヨナラ勝ち。


 須田博は12回を6安打4四球3三振の完投で14勝目をあげる。須田が奪った三振はすべて江田孝からであった。巨人は9安打と共に14四死球、20残塁を記録した。








*須田博は12回を完投して14勝目をあげる。阪急の二番手には「江口行雄」のスタンプが押されているがこれは押し間違いで「江田孝」が正解です。










 

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