月間MVP(対象期間8月27日~9月25日)
投手部門
ジャイアンツ スタルヒン 1
スタルヒンの通算成績だけを見て最初から大投手だったと勘違いしている人もいるようですが、三原脩の著書等によると、最初の頃はストライクが入らず四球を連発して後ろの三原や水原から「しっかり投げんか!」などと怒鳴られてマウンドでべそをかいていたようです。
澤村が兵役で抜けた昭和13年からエースとなるわけですが、春季リーグ戦では数字的にはエースに見えますがピッチング内容を検証してみると精神的にも肉体的にもとてもエースと言えるようなピッチングではありません。
この秋季リーグ戦から真のエースとして一本立ちしていきます。今月8試合に登板して68回3分の2を投げて6勝0敗。防御率0.79、WHIP0.84、奪三振率6.22。
打撃部門
セネタース 尾茂田叶 1
今月の成績は14試合で57打数21安打6得点12打点。打率3割6分8厘、出塁率4割1分9厘、長打率4割5分6厘、OPS0.875。打率は35打数15安打4割2分9厘の同僚佐藤武夫に次いで第二位。
評価が高い点は打点12にあります。今季三冠王を獲ることとなる中島治康は9打点、景浦将も9打点、好調鬼頭数雄が10打点、白木一二は8打点で尾茂田が現在打点王です。
野球は点取りゲームであり、打者の価値は打点にあると考えます。あちら流に言えばRBI(Runs batted in)、本日各紙はメジャーリーグ最高のRBIマシン マニー・ラミレスの引退を伝えています。ひとつの時代が終わったの感が強い。
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