2014年6月23日月曜日

BIBLIO Baseball Artスペース・オープン記念展 & 昭和野球かるた原画展





 筆者が関係したのは「昭和野球かるた原画展」の方ですが、「Baseball Art」の方では数々の芸術家の方々とお近付きになることができました(笑)。


 「昭和20年代野球倶楽部」の面々が最初は単なる遊びの延長線上で「昭和野球かるた」を作ってみたところ、どういう訳か大々的な発表会を催すこととなりました。かるたの原案を、あ~でもないこ~でもないとやってから半年以上が経過しています。


 今回の企画展まで発展したのは筆者の大学の30年近い後輩となる工藤菜央さんの尽力によるものです。「BIBLIO Baseball Artスペース」とあるように、神田神保町の古書店「BIBLIO」の店主小野さんが工藤を引っ張り込んでから物語は始まります。当ブログが解読している一リーグ時代のスコアブックは「BIBLIO」さんで購入したものであることはご存知のところです。


 正直なところ、最初はなんか胡散臭い話だなぁ~と思っていました(笑)。ところが、かるたの絵札を絵かきのたか橋ひろきさんが担当することになってから物語は具体化していきます。昭和野球かるたの「読み札」のほうは完成しましたが「絵札」となるとプロの絵かきが必要になります。読み札の意味は「昭和20年代野球倶楽部」のメンバーがレクチャーしていきました。千葉茂がカツカレーの元祖、スクールボーイ沢村栄治はデトロイト・タイガースのスクールボーイ・ローに由来する、榎本喜八の「長嶋、柔道で勝負しろ」は「相撲で勝負しろ」の間違いであったことが発覚したのは直前のことでした。


 懇親会は、野球生き字引の池井優・慶應義塾大学名誉教授(著作は「白球太平洋を渡る」、「ハロー、スタンカ、元気かい」等多数)、朝日新聞夕刊にメジャーリーグのコラムを連載している「世界一メジャーリーグに詳しい病理医」向井万起男さん(向井千秋さんのご主人、筆者の高校の先輩)、スポーツ報知の名物記者にしてJ.Sports大リーグ放送の解説者でもある蛭間豊章さん(スポーツ報知には筆者の大学時代の同期の記者もいます)の三巨頭によるトークショーで始まりました。とにかく面白かった!



 「昭和20年代野球倶楽部」には独立系の出版関係の方々もいらっしゃいます。筆者も定年まで5年を切りました。引退後は出版社を立ち上げて、あ~でもないこ~でもないとやってみようかと考えている今日この頃です(笑)。






*会場の打ち上げ。筆者以外は大半が芸術家の皆さんです。




*懇親会には60名ほどが参加されました。





*三巨頭+ワン。左から向井さん、池井先生、工藤さん、蛭間記者。




*写真は各氏のサイトからパクらせていただきました。ご了承ください。









 

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