2014年6月7日土曜日

16年 南海vs阪急 11回戦


10月9日 (木) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11  計
0 0 0 0 0 0 0 0 0  0   1   1 南海 31勝36敗 0.463 神田武夫
0 0 0 0 0 0 0 0 0  0   0   0 阪急 40勝27敗1分 0.597 橋本正吾 森弘太郎

勝利投手 神田武夫 20勝12敗
敗戦投手 森弘太郎 22勝7敗

二塁打 (南)岩本

勝利打点 なし

猛打賞 (南)岩本義行 7


神田武夫20勝!!

 第14節週間MVPに選出した神田武夫のコメントで“化けた”と書かせていただきましたが、この試合のピッチングがそれを証明しました。

 初回、先頭のフランク山田伝に三塁内野安打を許すが黒田健吾を右飛、上田藤夫を三振に打ち取り山田が走ったところをキャッチャー木村勉が刺してスリーアウトチェンジ。2回、3回は三者凡退。4回は先頭の山田を四球で歩かせ黒田が送って一死二塁、しかし上田の右飛に山田が飛び出し「9-6B」と送球されてダブルプレー、ここはラッキーでもあった。

 5回は1四球を与えるが無失点、6回は三者凡退。7回、一死後上田に右前打を許すが上田の二盗を又も木村が刺す。続く新富卯三郎にも左前打を打たれるが中島喬は二ゴロに打ち取る。盗塁失敗を挟んだとはいえ連打を浴びたがこの回も無失点。8回は先頭の日比野武に左前打を許すが森田定雄を遊ゴロ併殺、7回の守備から江口行男に代わって二塁に入っている伊東甚吉を捕邪飛に打ち取り無失点。9回も三者凡退に抑え、延長に入って10回、先頭の上田の二ゴロをセカンド柳鶴震がエラー、上田が二盗を決めて無死二塁、しかし新富を一邪飛に打ち取り、中島は三振、スタートを切っていた上田を木村が刺して三振ゲッツー。

 南海は11回表、一死後安井鍵太郎が中前打を放って出塁、岩本義行が左中間に二塁打を放って一死二三塁、村上一治のスクイズは一飛となって失敗、木村の遊ゴロをショート上田が痛恨のエラー、南海が1点を先制する。

 神田は11回裏、先頭の日比野を投ゴロ、森田を遊ゴロ、最後は伊東に代わる代打田中幸男を三振に打ち取り南海が延長11回の激闘をものにする。


 神田武夫は4安打2四球7三振で今季6度目の完封、20勝目をあげる。当ブログが“化けた”と評したのは間違っていなかった。




*神田武夫は延長11回を投げ抜き20勝目をマークする。








*神田に抑え込まれた阪急打線。









 

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