2013年5月24日金曜日

野手投げ



 日本ハムの大谷がピッチャーとしてデビューしました。相変わらずの野手投げですね(笑)。


 センバツの前にも指摘させていただきましたが、あの投げ方ではコントロールは付かないと思います。身体のバランスがいい藤浪との違いは歴然としているにもかかわらずマスコミの扱いは大谷の方が評価が高いように見えてしまうのが不思議なところです。何度でも書きますが、大谷が大投手に成長したら当ブログの無能ぶりを笑ってください。打者としての素質を生かすべきであると考えます。肩が強いだけでピッチャーが務まる程プロの世界は甘くはありません。


 興南高校の島袋は173センチ、桐光学園の松井は174センチ、浦和学院の小島(オジマ)は174~175センチです。何故彼らが193センチの大谷よりもピッチャーとしての実績が上であるかをよく考えてみるべきではないでしょうか。ピッチャーにとって重要なのは身長ではなく、身体のバランスです。身体のバランスが良く、腕の振りがいいピッチャーのボールにはキレがあります。だからバッターボックスでは打者には球速よりも速く見えます。大谷の157キロは当ブログには棒球に見えます。クルーンの球質と同じに見えてしまいます。



 まぁ、専門家の方々は皆さん分かりきっているのでしょうが、現在のプロ野球ミニバブル状況で下手に批判するのも損だから黙っているのでしょう。この状況を当ブログは「互助会」と呼んでいます。但し現実は厳しいものです。本日は日経平均株価が1,000円以上の下げとなりました。株の場合は「初押しは買い」と言っていてもいいのでしょうが、大谷投手株は当ブログではカラ売りを推奨します。全員が買っている時は一人売り向かう、負けたら土壺にハマりますが(笑)。





 

2 件のコメント:

  1. 入団前のひと騒動も光陰矢の如し。すっかり忘れられていますね。

    お恥ずかしい話ですが、大谷の投球をじっくり見たのは、先日のプロ初登板が初めてです(笑)。
    まだ発展途上の高卒新人ですが、私的には投手としては凡庸な一流と思いました。仰る通り、クルーンの速球と同じですね。
    スターターとクローザーの違いはあれど、全盛期の藤川球児の球が生きているような球筋には見えませんでした。
    大谷の157キロはPitch f/xでは一体幾つになるのか。

    二刀流を続ける。これは夢があるといっても、やはり突出した成績をあげないと、ファンは満足しないでしょう。
    中途半端に客寄せパンダのまま終わるのは惜しいですよ。

    それにしても、同期の高卒新人の藤浪晋太郎が大谷に比べて余り騒がれないですね。甲子園でさしたる成績をあげていない大谷に比べて大阪桐蔭春夏連覇の立役者である藤浪が4月で3勝もあげてローテーション投手の一員になったというのに。

    まぁ、兎にも角にも大谷はパ・リーグにいるような選手じゃないですね。
    DH制の事を言うのではなく、何時頃のハンカチ王子もそうですが、やはりパ・リーグの雰囲気に合わない。陰のあるダルビッシュ有は合いましたがね。

    http://eiji1917.blog62.fc2.com/

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    1. 斎藤と田中の場合は高校時代から力の差がはっきりしていて分かりやすかったと思いますが、藤浪と大谷の場合は背が高いという共通項のみでごっちゃになってしまっているのではないでしょうか。

      藤浪はバッティングセンスが無いので本人もピッチャー以外には興味はないでしょう。大谷の場合はなまじ両方にセンスがあるのでややこしくなりますが、プロの一流選手で両方のセンスがある事例などいくらでもあるわけで、要はもう少しまともなアドバイスができる人間が周りにいればいいだけのことだと思います。

      栗山は東京学芸大学時代に二刀流で成功していますがあくまで東京新大学リーグでのことです。今は少しレベルが上がっていると思いますが、栗山の時代の新大学リーグのレベルは栗山が二刀流として成功する程度のレベルでした。栗山が自らの新大学リーグでの成功事例に依拠して大谷に二刀流を押し付けているのであれば、アドバイザーとしては適正に欠くのではないでしょうか。

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