9月18日 (月) 甲子園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 5 0 0 0 0 0 0 5 セネタース 39勝29敗4分 0.574 苅田久徳 浅岡三郎
1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 イーグルス 21勝50敗1分 0.296 亀田忠 望月潤一
勝利投手 浅岡三郎 6勝4敗
敗戦投手 亀田忠 11勝21敗
二塁打 (セ)野口2
苅田-浅岡の継投で2安打に抑える
セネタースは苅田久徳監督が先発ピッチャーで二番に入り、浅岡三郎がセカンドに入って六番。
イーグルスは初回、苅田の立ち上がりを攻めて先頭の岩垣二郎が四球を選んで出塁、寺内一隆の中前打で無死一三塁、高須清の中犠飛で1点を先制する。一死一塁となって佐々木が二盗を試みるがキャッチャー佐藤武夫が刺して二死無走者、直後に亀田忠の右飛をライト森口次郎が逸らして二死二塁とするが菅利雄は中飛に倒れる。
苅田は2回、3回を三者凡退に抑えて4回からセカンドの浅岡と交代する。
セネタースは3回、一死後横沢七郎の遊ゴロをショート山田潔が一塁に悪送球、苅田の右前打で横沢は三塁を狙うがここはライト杉田屋守の送球が優りタッチアウト。しかし打者走者苅田は抜け目なく二塁を陥れてこの走塁が猛攻を呼び込む。尾茂田叶が中前に同点タイムリーを放って1-1、野口二郎の左中間二塁打で二死二三塁、柳鶴震が四球を選んで二死満塁、浅岡が押出し四球を選んで2-1と逆転、佐藤が中前に2点タイムリーを放って4-1、イーグルスは「ここで先発の亀田忠から望月潤一にスイッチ、森口が四球を選んで二死満塁、織辺由三の右前タイムリーで5-1とする。
リリーフの望月潤一は6回3分の1を7安打4四球と4回以降毎回走者を背負いながら無失点で切り抜ける。一方、浅岡三郎は素晴らしいピッチングを見せて6イニングを1安打1四球2三振無失点に抑えて6勝目をあげる。イーグルス打線は苅田-浅岡の継投に2安打に抑えられた。
翌日の読売新聞は「セ軍の投手板は珍しくも苅田によって守られ1回早くも・・・1点を先取されたが、その後案外コントロールのよい緩曲球を巧みに操って2、3回を三者ずつ討ち取ったのは上出来であった。」と伝えている。
*セネタースは苅田久徳から浅岡三郎への継投でイーグルス打線を2安打に抑える。
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