2014年4月29日火曜日

16年 黒鷲vs阪急 9回戦


9月22日 (月) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 0 0 1 0 3 2 0 0 7 黒鷲 19勝40敗 0.322 金子裕 中河美芳
2 0 1 0 1 0 0 0 0 4 阪急 37勝22敗1分 0.627 橋本正吾 江田孝

勝利投手 中河美芳 4勝6敗
敗戦投手 江田孝 2勝2敗

二塁打 (黒)富松、木下 (急)山田2

勝利打点 なし


木下政文、八面六臂

 黒鷲は初回、先頭の山田潔が四球で出塁すると宗宮房之助の投ゴロの間に二進、玉腰忠義の右飛で三進、中河美芳の遊ゴロをショート上田藤夫がエラーして山田が生還、1点を先制する。

 阪急は1回裏、先頭の西村正夫が四球で出塁、フランク山田伝の右越え二塁打で無死二三塁、ここで初回にタイムリーエラーを犯した上田が汚名返上の逆転タイムリーを右前に放ち2-1とする。

 阪急は3回、先頭の山田伝が三塁に内野安打、上田は四球、黒田健吾の右前打で無死満塁、中島喬の遊ゴロが「6-4-3」と転送される間に三走山田が還って3-1とする。

 黒鷲は4回、一死後富松信彦が左中間に流し打って二塁打、寺内一隆が左翼線にタイムリーを放ち2-3と追いすがる。

 阪急は5回、先頭の西村が四球で出塁、黒鷲ベンチはここで先発の金子裕を下げてファーストの中河をマウンドに送り込むが山田が代わりばなを捕えて左中間にタイムリー二塁打を放ち4-2と突き放す。

 黒鷲は6回、先頭の中河がバントヒット、富松が中前打で続いて無死一二塁、阪急ベンチはここで先発の橋本正吾から江田孝にスイッチ、しかし江田の暴投と寺内の四球で無死満塁、木下政文が右翼線に二塁打を放って4-4の同点、なお無死二三塁で清家忠太郎がスクイズを試みるがセカンドへの小フライとなり三走寺内も戻れずダブルプレー、二死二塁となって菅の遊撃内野安打で二死一三塁、ここでダブルスチールを敢行、三走木下が決勝の本盗を決めて5-4とする。

 黒鷲は7回、先頭の玉腰が四球で出塁すると中河の遊ゴロの間に二進、富松が四球を選び、寺内は三振に倒れるが木下が左前にタイムリーを放って6-4、更に清家も左前にタイムリーで続き7-4とダメ押す。


 5回途中からリリーフに立った中河美芳は5イニングを2安打1四球無三振無失点に抑えて4勝目をあげる。


 木下政文が同点の2点タイムリー二塁打、決勝のホームスチール、ダメ押しタイムリーで3打点をあげる八面六臂の活躍を見せた。




 

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