2014年4月13日日曜日

完封率8割5分7厘




 澤村栄治の生涯最後の完封試合をお伝えしたところですが、昭和16年はこれで7勝中6度目の完封勝利で完封率は8割5分7厘、最終的には9勝6完封で6割6分7厘となります。


 澤村の勝利数と完封率勝利数を年度別に見てみると

 昭和11年    14勝 3完封
 昭和12年春   24勝 7完封
 昭和12年秋     9勝 3完封
 昭和15年   7勝 1完封
 昭和16年      9勝 6完封
 昭和18年      0勝 0完封


となります。



 澤村栄治の全盛期は12年春と言われますが、兵役による手榴弾投げで肩を痛め、左手に貫通銃創を負い、マラリアの発作に苦しみながらサイドスローで投げる昭和16年のピッチング内容は、12年春とは違う完成度を感じさせるものです。






          *昭和9年に読売新聞が製作した日米野球アルバムに残された全日本のサイン。









                    *澤村栄治の直筆サイン。右は中島治康、左は青柴憲一です。











 

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