2014年4月22日火曜日

16年 南海vs名古屋 9回戦


9月21日 (日) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 南海     25勝33敗 0.431 神田武夫
0 0 0 1 0 0 0 0 X 1 名古屋 27勝31敗 0.466 河村章

勝利投手 河村章     13勝6敗
敗戦投手 神田武夫 15勝11敗

二塁打 (名)古川

勝利打点 芳賀直一 4

ファインプレー賞 (名)吉田猪佐喜 1


芳賀直一、決勝スクイズ

 南海先発の神田武夫に3回まで古川清蔵の二塁打1本に抑えられてきた名古屋は4回、先頭の大沢清が中前打で出塁、服部受弘も中前打で続いて無死一二塁、しかし二走大沢がピッチャー神田からの牽制球に刺されて一死一塁、直後に吉田猪佐喜が右翼線に二塁打を放って一死二三塁、このチャンスに芳賀直一がスクイズを決めて1点を先制、これが決勝点となった。

 名古屋先発の河村章は南海打線を5安打に抑え2四球5三振で今季4度目の完封、13勝目をあげる。

 神田武夫は8回を完投して名古屋打線を4安打に抑えたが4回に3安打を集中されて敗戦投手となった。走者を許したのは初回と4回だけで、6度の三者凡退を記録した。


 一試合最多三者凡退の記録は一度調べてみる価値がありますね。完全試合では三者凡退は一試合9度となります(当たり前か!)が、藤本英雄がプロ野球史上初の完全試合を達成するのは1950年のことなのでまだ9年先のことです。これまでのところ、唯一の準完全試合を達成した浅野勝三郎の8度が最高記録となります。昭和16年7月2日、朝日vs名古屋5回戦は延長16回までいきましたが村松幸雄が三者凡退11度の記録を残しています。9回で終了した試合では、澤村栄治も一試合6度の三者凡退を記録したことがありました。




*河村章は南海打線を5安打に抑えた。






 

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