週間MVP
今節は各チーム4試合ずつ、合計16試合が選定対象となる。今節4連勝で単独首位を独走する阪急からの選出が妥当。阪急の好調は上位打線の4人、西村正夫、山田伝、山下実、山下好一の好調が続いていること、外野守備陣(山田、山下好、西村)が8球団No1であること、投手陣が駒揃い(今節は重松通雄、笠松実、石田光彦、北井正雄がそれぞれ1勝ずつをあげ、中田武夫が1セーブをあげている。)なことに起因している。
阪急 山下好一 1
今節16打数5得点5安打7打点1本塁打、阪急4連勝に貢献度No1。4月11日のセネタース戦では満塁ホームランを放っている。
阪急 山田伝 1
今節17打数4得点7安打7打点、西村、山田の一二番コンビが出て山下実、山下好一の三四番で還すパターンが定着している。しかも二番打者として7打点が光る。
ジャイアンツ 澤村栄治 2
投手部門は 熾烈なハーラー争いを繰り広げる澤村とセネタース野口明の一騎打ち。今節は野口も2勝しておりピッチング内容も澤村を上回っていたが、阪急との首位攻防戦に0対1の惜敗とは言え敗れたことが減点材料となった。
一方澤村は何といっても4月10日のタイガース戦の快投が決め手となり第1節に続き2度目の選出。
殊勲 、敢闘、技能の三賞は職業野球団結成後公式戦初勝利を劇的なサヨナラで飾ったイーグルス勢が独占した。
殊勲賞
イーグルス 杉田屋守 1
9回裏サヨナラ安打。攻守の要としてイーグルスを引っ張る主将。
敢闘賞
イーグルス 畑福俊英 1
記念すべきイーグルス公式戦初勝利を完投で飾る。昨年ジャイアンツ在籍時にも巨人軍公式戦初勝利試合の勝利投手であり、「2年連続異なるチームにおいて球団創設後公式戦初勝利投手」という空前にして絶後の快記録を達成する(こういう歴史に埋もれた記録を掘り起こしていくのが当ブログの使命です。)。今期ジャイアンツから移籍し、移籍後初勝利をあげる酒豪。
技能賞
イーグルス 中根之 1
今節17打数4得点9安打1打点、4月8日阪急戦及び11日金鯱戦でシングル、二塁打、三塁打の準サイクルを記録。流石は昨年の初代首位打者。今期も8試合を終了した時点で8試合連続安打を継続中。32打数7得点14安打2打点3盗塁、二塁打3本、三塁打2本 、塁打21、打率4割3分8厘(1位)で首位打者争いの主役。
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