2010年4月14日水曜日

12年春 阪急vsイーグルス2回戦

4月12日(月)洲崎

1 2 3 4 5 6 7 8 9
2 0 0 3 1 1 1 0 0 8 阪急     7勝1敗 0.875 
北井正雄-森弘太郎
2 0 0 0 0 0 2 0 3 7 イーグルス  2勝6敗 0.250 藤野文三郎-古川正男


勝利投手 北井正雄  1勝1敗
敗戦投手 藤野文三郎 0勝1敗
セーブ  森弘太郎 1

二塁打 (阪)宇野、山下好 (イ)野村、高橋
三塁打 (イ)古川、寺内

阪急怒涛の5連勝
 阪急は初回、西村正夫が四球後盗塁、山田伝一ゴロで三進、山下実の一ゴロの間に還り先制。この後藤野文三郎はストライクが入らず4連続四球で2点を先取。その裏イーグルスは、寺内一隆四球、野村実が右中間を破り寺内還り2-1、更に杉田屋守中前タイムリーで同点に追いつく。北井は2回は1四球を与えるも後続を断ち、3回は高橋吉雄、杉田屋に連打を浴びるが石井秋雄を4-6-3のダブルプレイに打ち取りなんとか持ちこたえる。しかし肩で息をしながらの投球で明らかに様子がおかしい。
 阪急は4回、そんな北井を何とか援護しようと宇野錦次が左翼線に二塁打、大原敏夫四球、北井の投前バントで宇野三封、西村中前打で一死満、ヘソ伝中犠飛で1点を勝ち越す。更に山下実四球の二死満塁から山下好一が左中間に二塁打して2点を追加、5-2とする。塁に出てホームに戻った北井はすでに投げられる状態ではなく、4回から森弘太郎がリリーフに立つ。阪急は5回、ヘソ伝が押出し四球を選び、6回も大原押出し四球、7回は山下実の右犠飛で1点づつ加点し8-2とリードを広げる。リリーフ森は4~6回を無安打で抑えるが、イーグルスは7回、二番手投手古川正男が左中間へ三塁打、寺内も右中間に連続三塁打、野村の中犠飛で8-4。更に9回、古川二塁内野安打、寺内左飛、野村二ゴロで古川二封の二死一塁から怒涛の反撃。中根之右前にライナーで運び、高橋吉雄の右中間二塁打で二者が還り2点差。杉田屋の当たりは遊ゴロとなり万事休すかと思われた瞬間ショート上田藤夫がお手玉、二死一三塁となり一走杉田屋に代走金井清を送る。ここで金井は二塁へスタート、8回の死球で負傷の大原に代わりこの回からマスクを被る島本義文二塁へ送球、すると三走高橋がホームへ、見事にダブルスチールが決まりついに8-7。しかし石井の遊ゴロを今度は上田が慎重に捌き阪急が何とか逃げ切り5連勝。3回で降板の北井が勝利投手となる。

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