4月2日(金)上井草
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 セネタース 3勝1敗 0.750 浅岡三郎
3 3 0 0 0 0 0 0 X 6 タイガース 3勝1敗 0.750 西村幸生
勝利投手 西村幸生 2勝0敗
敗戦投手 浅岡三郎 1勝1敗
西村幸生4安打完封
タイガースは初回、小島利男、景浦将連続四球後、伊賀上良平が右中間二塁打で1点を先制。岡田宗芳四球で満塁となり門前真佐人は中前タイムリー。三走景浦に続き二走伊賀上も本塁へ、これを見た一走岡田は二塁を蹴って三塁へ向かう。センター尾茂田叶からのバックホームをカットした浅岡三郎はホームをあきらめサード横沢へ送球し岡田を刺す。伊賀上の本塁突入を助ける岡田の好判断が光り3点を先取。タイガースは2回、九番松木謙治郎右前打、藤井勇四球後、小島が右中間に三塁打を放ち2点を追加、景浦の三ゴロの間に小島が還り6-0。西村幸生は序盤のリードに守られ4安打9三振の完封勝利。デビュー戦は3回のみでの勝利で不完全燃焼の感があったがこの日は堂々のピッチング、タイガースに大エース誕生の予感を抱かせる投球であった。
なお、西村幸生の投球は週間MVPに値するものであったが、野口明の延長12回完投勝利に譲ることとなった。タイガースの勝利は総合力によるものという印象が強く、どうしても西村の印象度が薄れてしまう。これが西村が12年秋、13年春とシーズンMVPを逃す要因ともなっているが、早くもこの週にその予兆が見られており興味深い。
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