2025年2月14日金曜日

22年 金星vs近畿 3回戦

5月30日 (金) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 1 1 0 1 0 2 1 0 7 金星 11勝14敗 0.440 江田孝
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 近畿 15勝10敗 0.667 中谷信夫 飯田徳治 松川博爾

勝利投手 江田孝     4勝6敗 
敗戦投手 中谷信夫 3勝3敗

二塁打 (金)西沢、辻

勝利打点(金)西沢道夫 3

猛打賞 (金)清原初男 3


江田孝、2安打完封

 西宮の第1試合は江田孝と中谷信夫の先発で午後1時5分、関西に帰ってきた金政球審の右手が上がりプレイボール。

 金星は初回、一死後酒沢政夫の当りは遊ゴロ、これをショート朝井昇がエラー、清原初男の右前打で一死一三塁、西沢道夫の中犠飛で1点を先制する。

 金星は2回表、先頭の大友一明が左前打で出塁、一死後江田が中前打、二死後トップに返り坪内道則監督の右前タイムリーで2-0とする。

 金星は3回表、先頭の酒沢が左前打で出塁、清原も三塁線にヒット、一死後キャッチャー坂田清春からの二塁牽制が悪送球となって一死二三塁、小前博文の一ゴロの間に三走酒沢が還って3-0と着々と加点する。

 この間、先発の江田は九番朝井に四球を与えただけで無安打ピッチング。

 近畿ベンチは4回からファーストの飯田徳治をマウンドに上げて飯田はプロ入り初登板。

 金星は5回表、一死後清原が四球で出塁、西沢が中前打、小前の三ゴロで清原が三封されて二死一二塁、大友の左前タイムリーで4-0とする。

 金星は7回表、先頭の酒沢がストレートの四球から二盗に成功、坂田の送球も悪送球となって無死三塁、清原の左前タイムリーで5-0、西沢の左中間タイムリー二塁打で6-0と更に加点する。

 近畿ベンチは7回から飯田をファーストに戻して松川博爾をマウンドに上げる。

 江田は7回裏を三者凡退に抑えて、この回まで2四球無安打ピッチングを続ける。

 金星は8回表、先頭の辻勇夫が左前打で出塁、江田の一ゴロの間に辻は二進、坂本勲に代わる代打山本秀男の中前タイムリーで7-0とダメ押す。

 近畿は8回裏、一死後松川が右前にチーム初ヒット、江田はノーヒットノーランを逃す。

 江田孝は、9回にも代打丸山二三男にヒットを許したが、2安打4四球2三振で今季2度目の完封、4勝目をマークする。

 西沢道夫は2試合連続で決勝犠飛を打ち上げた。もちろん、当時は公式記録では犠飛は記録されていない。

 現在3割7分2厘で首位打者の清原初男は、この日も3安打で3度目の猛打賞を獲得。

 金星投手陣は今月絶好調で、重松通雄、内藤幸三、江田孝の3人が2度ずつ完封勝利を記録した。

0 件のコメント:

コメントを投稿