2025年2月21日金曜日

22年 東急vs大阪 5回戦

5月31日 (土) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8  9  計
0 0 0 0 0 0 0 0  0  0 東急 9勝15敗 0.375 白木義一郎 
0 0 0 0 0 0 0 0 1X 1 大阪 18勝7敗 0.720 若林忠志

勝利投手 若林忠志     5勝3敗 
敗戦投手 白木義一郎 4勝6敗

勝利打点(大)長谷川善三 2


長谷川善三、又もサヨナラ打

 後楽園の第1試合は白木義一郎と若林忠志の先発で午後1時10分、杉村球審の右手が上がりプレイボール。

 若林はヒットを打たれながら要所を締めるピッチング。終盤はピンチの連続で、8回は先頭の白木に右前打を許し、バントで送られて一死二塁とするが後続を抑える。9回は一言多十と飯島滋弥の連打で無死一二塁のピンチを迎えるが、大下弘以下を抑えてここまで7安打を許すも無失点。

 一方、白木はほぼ完璧なピッチングであった。3回までは三者凡退の連続。初回には金田正泰の投ゴロをキャッチャー鈴木圭一郎に転がして「1-2-3」でアウトにする得意のプレーも披露した。4回一死後金田に初ヒットを許すが「5-4-3」のゲッツーに抑える。5回から7回も三者凡退。8回は二死後本堂保次を初の四球で歩かせるが、キャッチャー鈴木圭一郎が二盗を刺して、8回まで1安打、残塁ゼロの24人で無失点。

 大阪は9回裏、先頭の玉置玉一に代わる代打御園生崇男が中前打で出塁、代走に呉昌征を起用、若林のライト線ヒットで無死一三塁、ここで長谷川善三が左前にサヨナラヒットを放ち決着を付ける。

 若林忠志は7安打1四球無三振の芸術的な完封で5勝目をマークする。

 5月26日の近畿戦も延長10回を若林が完封して長谷川のサヨナラ打で勝ったが、この日も同じコンビで勝利を掴み、大阪は6連勝で首位の座をキープした。

 白木義一郎がピッチャーゴロをキャッチャーに転がしてキャッチャーが一塁に刺す「1-2-3」のプレーは、今季の開幕戦となった4月18日金星戦での2回裏、小前博文の投ゴロが最初であった。この時のキャッチャーが熊耳武彦だったことから、白木のこのプレーは熊耳とのコンビであったと伝わるが、この日のキャッチャーはこのところ好調で熊耳に代わってマスクを被っている鈴木圭一郎であった。

 このプレーは今季5度目で、キャッチャーは熊耳武彦が3回、直近の2回は鈴木圭一郎で、ファーストは全て飯島滋弥である。

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