2025年2月22日土曜日

22年 太陽vs巨人 5回戦

5月31日 (土) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 計
0 1 0 0 0 0 0 0 0  0   1  2 太陽 10勝15敗 0.400 スタルヒン 
0 0 0 0 0 0 0 0 1  0   0  1 巨人 10勝17敗 0.370 中尾輝三

勝利投手 スタルヒン 3勝5敗 
敗戦投手 中尾輝三     2勝5敗

三塁打 (太)森下
本塁打 (太)スタルヒン 1号

勝利打点(太)スタルヒン 1


スタルヒンが決勝本塁打

 後楽園の第2試合はスタルヒンと中尾輝三の先発で午後2時50分、国友球審の右手が上がりプレイボール。

 太陽は2回表、先頭の藤井勇が中前打で出塁、佐竹一雄の三ゴロでランナーが入れ替わり、森下重好が左中間にタイムリー三塁打を放ち1点を先制する。

 巨人先発の中尾は3回から5回まで1四球ずつを出すが無失点、6回以降は三者凡退を続けるナイスピッチング。

 太陽先発のスタルヒンは走者を出しながらも8回まで無失点。

 巨人は9回裏、先頭の山川喜作が中前打で出塁、千葉茂の投前送りバントをスタルヒンが二塁に送球するがセーフ、野選が記録されて無死一二塁、川上哲治の強烈な当りがライナーで一塁線を襲うがファースト佐竹一雄が内野安打に抑えて無死満塁、抜けていれば同店は確実でサヨナラまであった。ここで平山菊二に代わる代打小松原博喜が中犠飛を打ち上げて1-1の同点、一死一二塁から黒沢俊夫の右前打で二走千葉が三塁ベースを蹴ってホームに突入するが、ライト辻井弘からの送球にタッチアウト、後続も倒れて試合は延長戦に突入する。

 太陽は大ピンチを好守で粘り切った。

 太陽は11回表、先頭のスタルヒンが劇的な決勝ホームランを放ち接戦を制す。

 スタルヒンは7安打4四球6三振で11回を完投、3勝目をマークする。

 中尾輝三も11回を完投、被安打は3本だけであったが、森下の三塁打とスタルヒンの本塁打で敗れた。

 4位金星から最下位巨人まで1.5ゲーム差で5チームがひしめき合う展開は変わらず、順位は日替わりで変化している。

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