2016年8月7日日曜日

18年 西鉄vs南海 4回戦


5月23日 (日) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 計
0 0 0 1 0 0 0 0 0  0   0   0  1   西鉄 7勝16敗3分 0.304 野口二郎
0 1 0 0 0 0 0 0 0  0   0   0  1   南海 10勝15敗1分 0.400 丸山二三雄

二塁打 (西)野口二郎 (南)長谷川
三塁打 (南)猪子

勝利打点 なし


野口-丸山の投げ合いで引分け

 南海は2回、先頭の堀井数男が中前打で出塁、長谷川善三が送りバントを決めて一死二塁、八木進が中前に先制タイムリーを放って1-0とする。

 西鉄は4回、先頭の野口二郎が左中間に二塁打、中村民雄は二飛に倒れ、黒沢俊夫も捕邪飛に倒れて二死二塁となるが、山田秀夫が右前打、二走野口二郎は強引に三塁ベースを蹴ってホームに向かい、タイミングはアウトであったがライト堀井からのバックホームが高く逸れる悪送球となり1-1の同点とする。ワンヒットワンエラーで山田には打点は記録されていない。


 西鉄先発の野口二郎はヒットを打たれながらも3回以降無失点を続け、12回を完投して11安打を許すが無四球ピッチングであった。


 南海先発の丸山二三雄は12回を6安打7四球9三振1失点自責点ゼロ。7回から12回まで無安打ピッチングであった。


 結局、延長12回引分けとなる。


 丸山二三雄は5月12日の名古屋戦でも1失点完投で負け投手にはなっているものの被安打3本で自責点はゼロの好投を見せている。丸山は戦後復活初年度の昭和21年に25勝をあげることとなるが、その片鱗はデビュー当初から見せているのである。




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