2016年8月3日水曜日

18年 阪急vs名古屋 4回戦


5月23日 (日) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 阪急 11勝14敗 0.440 中田武夫
0 0 0 2 0 0 0 1 X 3 名軍 15勝8敗1分 0.652 森井茂

勝利投手 森井茂     3勝0敗
敗戦投手 中田武夫 2勝4敗

二塁打 (名)吉田

勝利打点 芳賀直一 2 


森井茂、3安打1四球完封

 昨日朝日に並ばれた名古屋は超スローボーラー森井茂が先発。

 3回までノーヒットの名古屋は4回、先頭の古川清蔵が二遊間にヒット、小鶴誠は左前打、吉田猪佐喜が投前に送りバントを決めて一死二三塁、芳賀直一が中前に先制タイムリーを放って1-0、藤原鉄之助が左前にタイムリーを放ち2-0とする。


 名古屋は8回、先頭の岩本章が四球を選んで出塁、しかし古川の三ゴロが「5-4-3」と渡って二死無走者、小鶴誠が三塁線にヒット、吉田の左中間二塁打で小鶴が還り3-0とする。


 森井茂は3回までパーフェクトピッチング。4回、一死後フランク山田伝に初ヒットを左前に許すが、上田藤夫を中飛、下社邦男を三ゴロに打ち取る。


 5回を三者凡退に抑えた森井は6回、一死後中田武夫に中前打を打たれ、トップに返り中村栄の三ゴロをサード芳賀が二塁に送球するが、ベースカバーに入ったショートの金山次郎が落球して一死一二塁、二塁ベースカバーはセカンドの石丸藤吉でなくショートの金山が入っており金山に失策が記録されている。エンドランがかかってショート金山が二塁ベースに入っていたのか。更に山田に四球を与えて一死満塁の大ピンチ、ここで上田を投ゴロに打ち取り森井がバックホーム、キャッチャー藤原が一塁に送球して「1-2-3」のダブルプレーでピンチを切り抜ける。


 7回と8回は三者凡退。9回、先頭の中村に代わる代打江田孝を中飛に打ち取り、山田には三塁線バントヒットを許すが、上田を二ゴロ、下社を二直に打ち取りゲームセット。


 森井茂は3安打1四球1三振で今季3度目の完封、3勝目をあげる。森井は3勝0敗3完封、完封率10割となった。




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