2016年8月4日木曜日

18年 巨人vs阪神 4回戦


5月23日 (日) 後楽園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 0 3 0 0 0 0 0 0 4 巨人 14勝9敗2分 0.609 中村政美 須田博
0 0 0 1 0 0 0 1 0 2 阪神 12勝12敗 0.500 三輪八郎 仁科栄三


勝利投手 須田博     6勝3敗
敗戦投手 三輪八郎 4勝5敗

勝利打点 なし


巨人7連勝

 巨人は初回、先頭の呉昌征が四球で出塁、坂本茂は中飛に倒れるが、白石敏男が四球を選んで一死一二塁、中島治康の三ゴロをサード平林栄治がゲッツーを狙って二塁に投げるがこれが悪送球となる間に二走呉が還って1点を先制する。

 巨人は3回、先頭の坂本が四球で出塁すると二盗に成功、白石も四球、中島は中飛に倒れるが、青田昇も四球を選んで一死満塁、永沢富士雄の右前タイムリーで2-0、多田文久三は三振に倒れて二死満塁、小池繁雄は押出し四球、中村政美も押出し四球を選んで4-0とする。


 阪神先発の三輪八郎は3回までに8四球を献上して降板、4回から仁科栄三がマウンドに上がる。


 阪神は4回裏、一死後山口政信の一ゴロを名手永沢富士雄が珍しくエラー、永沢のエラーは今季この1個だけ、門前真佐人は四球を選んで一死一二塁、野口昇は中飛、仁科が四球を選んで二死満塁、玉置玉一が中前にタイムリーを放って1-4、巨人ベンチはここで先発の中村政美に代えて須田博をマウンドに送り、武智修は二ゴロに倒れてこの回1点止まり。


 阪神二番手の仁科は4回に坂本に左前打を許すが5回以降無安打ピッチング。


 阪神は8回、先頭の塚本博睦が左前打、レフト青田がファンブルする間に塚本は二進、御園生崇男の遊ゴロで二走塚本が飛び出し二三塁間で挟殺プレー、「6-5-4-1」と転送されてタッチアウト、この間に打者走者の御園生は二塁に進んで一死二塁、カイザー田中義雄の遊ゴロをショート白石がエラーして一死一三塁、山口の遊ゴロの間に三走塚本が還って2-4とするが反撃もここまで。


 4回からリリーフで登板した仁科栄三が6イニングを投げて1安打2四球1三振無失点の好投を見せた。


 須田博は5回3分の1を2安打1四球無三振1失点、自責点ゼロのピッチングで6勝目をあげる。


 4安打の阪神を3安打で破った巨人はこれで7連勝を飾り、勝率を6割台に乗せてきた。



 阪神の内野陣はこの日も猫の目。先発は八番セカンド乾国雄、七番サード平林栄治、九番ショート武智修。2回の第一打席で平林に代打金田正泰が起用されて3回の守備からサードは野口昇。4回の第二打席で乾に代打玉置玉一が起用されて5回の守備から玉置がサード、野口昇がショートに回り、武智がセカンドに回る。7回の第三打席で武智に代打大島武が起用されて8回の守備から中原宏がセカンドに入った。




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