6月1日 (火) 後楽園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 名軍 15勝11敗2分 0.577 石丸進一
0 0 0 0 0 0 1 0 X 1 阪神 15勝12敗1分 0.556 若林忠志
勝利投手 若林忠志 9勝3敗
敗戦投手 石丸進一 4勝3敗
二塁打 (神)山口、玉置
勝利打点 野口昇 1
巨人の春季優勝決まる
名古屋はこの試合に勝てばまだ春季優勝の目が残る。岩本章が怪我のため欠場し、レフトには帰還兵の加藤正二が入った。
名古屋は3回まで1四球無安打。
名古屋は4回、先頭の古川清蔵が左前打で出塁、小鶴誠の投ゴロをピッチャー若林忠志が二塁に送球するが、セカンド乾国雄が落球して無死一二塁、吉田猪佐喜の送りバントは投邪飛となって失敗、これはスコアカードの「FF-1」の記述だけでは分からないが、若林のファインプレーの可能性がある。加藤が左前打を放って一死満塁、芳賀直一の投ゴロが「1-2-3」と渡ってダブルプレー。
名古屋は5回、一死後金山次郎が中前打、石丸進一は一邪飛に倒れるが、トップに返り石丸藤吉がストレートの四球を選んで二死一二塁、しかし古川は中飛に倒れて無得点。
名古屋は6回、先頭の小鶴誠が四球を選んで出塁、しかし吉田のセカンドライナーに小鶴が還れずダブルプレー。
名古屋は中盤のこのチャンスを生かせなかったことが敗因となった。
阪神は7回、二死後若林が四球を選んで出塁、御園生崇男の左前打で二死一三塁、野口昇が中前に決勝タイムリーを放って1-0とする。
若林忠志は4安打3四球1三振で今季4度目の完封、9勝目をあげる。
名古屋が負けて、巨人の春季リーグ戦優勝が決まった。
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