4年に一度、世界は一つになります。
筆者にとって初めてのオリンピックは1964年の東京オリンピック、幼稚園の時でしたが、市川駅前で聖火リレーを見たシーンをはっきりと覚えています。
メキシコは小学校4年生の時、ナターシャ・クチンスカヤの美しさに魅せられました。現在に至るまで、世界最高の美人アスリートですね。
「ミュンヘンへの道」は毎週見ていました。毎回最後に「ミュンヘンまであと○○日」のテロップが流れましたね。準決勝のブルガリア戦の大逆転劇、ベテラン南と中村祐三の活躍にしびれました。体操男子個人総合では加藤沢男が二連覇、塚原の「月面宙返り」は何が起こったのかしばらく理解ができませんでした。
モントリオールは女子バレーが「東洋の魔女」以来の大復活、エース白井のスパイクが印象的でした。
モスクワの不参加から景色が変わってしまいましたね。10点満点連発のロスの体操競技では、演技力が金メダルの条件になってしまいました。
ソウルの男子柔道はお家芸崩壊のピンチでしたが、土壇場で斉藤仁が踏みとどまりました。鬼気迫る闘志に感激しましたね。その斎藤も、昨年54歳で亡くなりました。
バレスロナは開会式の聖火点灯シーンが印象的でしたね。パラリンピックアーチェリー選手アントニオ・レボージョが放った火矢が見事に聖火台を捕え、「最初の金メダル」と称えられました。
アトランタも開会式の聖火点灯がハイライト。パーキンソン病に冒されたモハメド・アリが左手を震わせながら聖火に点灯したシーンは忘れられません。
「最高で金、最低でも金」の田村亮子、「とっても楽しい42キロ」を走り抜いた高橋尚子、女子アスリートが輝いたシドニーでした。
第1回以来108年ぶり2度目の開催となったアテネは男子体操がモントリオール以来28年ぶりに金メダルを獲得。仕事を休んで徹夜で見ていました(笑)。
北京では女子ソフトボールが悲願の金メダル。2020年東京で復活します。
ロンドンは開会式、ポール・マッカートニーの「Hey Jude」が印象的でした。
いよいよ4年ぶりに世界が一つになる日がやってきました。世界中のアスリート達の活躍に期待しましょう!
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