2015年6月3日水曜日

17年 大洋vs阪神 9回戦


7月26日 (日) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 3 0 0 0 0 0 0 3 大洋 32勝21敗4分 0.604 野口二郎
0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 阪神 33勝26敗2分 0.559 木下勇 若林忠志

勝利投手 野口二郎 21勝9敗
敗戦投手 木下勇       7勝6敗

三塁打 (大)野口二郎

勝利打点 野口二郎 7


野口兄弟で全打点

 大洋は3回、先頭の織辺由三が三塁に内野安打、トップに返り中村信一がストレートの四球を選んで無死一二塁、浅岡三郎が送って一死二三塁、濃人渉は浅い中飛に倒れて二死二三塁、ここで四番・野口二郎が左中間に三塁打を放って2点を先制、続く野口明が右前にタイムリーを放って3-0とする。更に村松長太郎が中前打を放ち二死一二塁、阪神ベンチは先発の木下勇をあきらめて若林忠志監督がマウンドに上がり、山川喜作は三振に倒れてスリーアウトチェンジ。

 阪神は3回裏、一死後若林が中前打、塚本博睦が四球を選んで一死一二塁、トップに返り松本貞一が中前にタイムリーを放って1-3とする。

 しかし阪神打線は4回以降大洋先発の野口二郎の前に2安打無得点。大洋打線も阪神二番手のン若林の前に4回以降2安打無得点であったが大洋が逃げ切る。阪神は好調・松尾五郎が3打数2安打を記録しただけであった。

 野口二郎は4安打1四球1三振1失点の完投で21勝目をあげる。


 二郎は打っても先制&決勝の三塁打、兄・明が追撃のタイムリーを放ち野口兄弟で全打点をあげた。


 野口二郎は7個目の勝利打点を記録して勝利打点王争いでトップ中島治康10個に次いで単独二位に浮上した。いくら大谷を「二刀流」と囃しても、野口二郎には敵わないでしょう。



*野口兄弟が全打点を記録した大洋打線。




 

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