7月27日 (月) 後楽園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 巨人 41勝18敗1分 0.695 中尾輝三 広瀬習一
1 0 1 2 0 0 1 0 X 5 黒鷲 15勝39敗4分 0.278 松本操 石原繁三
勝利投手 石原繁三 10勝16敗
敗戦投手 中尾輝三 11勝7敗
二塁打 (黒)木村、渡辺、杉江
勝利打点 なし
富松信彦の好返球
黒鷲は初回、先頭の山田潔がツーナッシングと追い込まれながら四球を選んで出塁、渡辺絢吾の投ゴロをピッチャー中尾輝三が二塁に悪送球して無死一二塁、玉腰忠義の捕ゴロの間に二者進塁して一死二三塁、小松原博喜の二ゴロにセカンド坂本茂が転倒、一塁はアウトとなったが三走山田が還って1点を先制する。小松原には打点は記録されていない。
巨人は2回、先頭の楠安夫が四球で出塁、伊藤健太郎も四球を選び、坂本の左前打で無死満塁、黒鷲ベンチはここで先発の松本操から石原繁三にスイッチ、中尾は浅い中飛に倒れて一死満塁、三好主の右飛で三走楠がタッチアップからスタートするがライト富松信彦からの好返球にタッチアウト。このダブルプレーが黒鷲を救った。
黒鷲は3回、先頭の渡辺がショートに内野安打、玉腰は右飛に倒れるが小松原は四球、富松に代わる代打鈴木秀雄の左前打で一死満塁、巨人ベンチはここで先発の中尾から広瀬習一にスイッチ、木下政文の遊ゴロ併殺崩れの間に三走渡辺が還って2-0とする。
黒鷲は4回、先頭の木村孝平が左中間に二塁打、石原はバントヒットから二盗を決めて無死二三塁、山田の三ゴロの間に三走木村が還って3-0、渡辺の右中間二塁打で石原が還り4-0と突き放す。
黒鷲は7回、一死後鈴木が右前打で出塁、木下は左飛に倒れるが、杉江文二の左中間二塁打で鈴木が還り5-0とダメ押す。
黒鷲二番手の石原繁三は8回を投げて3安打2四球4三振無失点に抑え10勝目、5回から8回まで無安打ピッチングであった。黒鷲は松本と石原のリレーで巨人を零封した。
2回の守備で富松信彦が見せた好返球が黒鷲最大の勝因であった。
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