8月5日 (火) 西宮
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 名古屋 22勝41敗2分 0.349 西沢道夫
2 0 0 0 0 1 0 0 X 3 大洋 35勝23敗5分 0.603 野口二郎
勝利投手 野口二郎 23勝10敗
敗戦投手 西沢道夫 4勝6敗
二塁打 (名)西沢 (大)野口二郎
三塁打 (大)野口明
勝利打点 野口明 4
野口兄弟
大洋は初回、先頭の中村信一がいきなり死球を受けて出塁、濃人渉の送りバントは捕邪飛となって失敗、野口二郎の遊ゴロをショート木村進一がお手玉して一死一二塁、ここで野口明が右中間に三塁打を放ち2点を先制する。
大洋先発の野口二郎は1回、2回を三者凡退。3回、先頭の西沢道夫にレフト線二塁打を許し、芳賀直一は三振に打ち取るが木村に中前打から二盗を許して一死二三塁のピンチを迎える。しかしトップに返り石丸藤吉を三振、岩本章には3球ファウルで粘られた末四球を与えて二死満塁、本田親喜を左飛に打ち取りこの回も無失点。野口はこのピンチを切り抜けて波に乗った。
大洋は6回、一死後野口二郎がライト線に二塁打、野口明が右前にタイムリーを放って好投を続ける弟を援護する。
6回まで3安打無失点の野口二郎は7回、一死後飯塚誠に中前打、西沢は左飛に打ち取るが芳賀にも中前打を許して二死一二塁、ここも木村を三ゴロに打ち取り無失点。
野口二郎は8回、9回も無失点で切り抜け、5安打1四球7三振で2試合連続、今季11度目の完封で23勝目をあげてハーラーダービーを独走する。
弟二郎を援護したのが兄の野口明であった。この日は3打数2安打三塁打1本で3打点、チームの全打点をあげる獅子奮迅の活躍であった。
*野口二郎は5安打完封で23勝目をマーク。
*野口明が3打点をマークした名古屋打線。
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