2015年6月13日土曜日

初めて見る沢村栄治



 沢村栄治の画像が発見されました。昨日のクローズアップ現代で放映され、ユーチューブにもアップされていますのでご覧になった方も多いかと思います。


 オーソドックスなオーバーハンドでいかにも快速球投手という投げ方。昭和11年12月11日に洲崎球場行われた年度優勝決定試合での投球と考えられ、全盛期の沢村のピッチングを見ることができます。


 NHKらしい構成で、事実と異なる点もありますが、公開してくれたのだからまぁ大目に見ておきましょう(笑)。沢村の動画は初めて発見されたと強調していますが、某地方放送局に保存されているとも言われています。


 この放送では一瞬ですがもう一人サイドハンドピッチャーの画像が確認できます。この試合に登板したのは沢村以外では巨人の前川八郎、タイガースの景浦将、若林忠志でした。若林と景浦はサイドハンド、前川は定かではありませんがサイドの可能性もあります。画像の感じからすると剛球投手の投げ方なので景浦将の可能性が高いのではないかと考えています。ウォルター・ジョンソンの投げ方に似ていますね。



 

2 件のコメント:

  1. ↓これが最初に発見された映像ですな。NHKのリマスター技術には驚かされました。
    ttps://www.youtube.com/watch?v=Jd1n9MTHh48

    沢村の投球映像は、昭和10年秋の国内遠征中のものがありますね。確か九州地方の試合で、10年以上前に地方のニュースでとりあげられて、それっきりだったと思います。

    プロ野球には、戦前の映像記録が全くないといわれますが、戦前の映画フィルムの発掘と同じで、今回のケースのように単に見つかっていないだけなのかもしれません。

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  2. 長崎に保存されているとの噂もありますが真相は分かりません。
    サイドハンドはNHK版では景浦かなと思いましたが、「繁岡ケンイチ」版のオリジナルでは背番号が二桁であることが分かりますので若林のようですね。

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