2015年6月18日木曜日

17年 朝日vs南海 8回戦


8月2日 (土) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 1 1 0 0 0 0 2 朝日 28勝32敗2分 0.467 林安夫
0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 南海 33勝29敗 0.532 長沼要男 神田武夫

勝利投手 林安夫     17勝14敗
敗戦投手 神田武夫 18勝13敗

二塁打 (朝)伊勢川

勝利打点 なし


坪内の擬走で決勝点

 南海は長沼要男がプロ入り初登板初先発。

 朝日は初回、先頭の坪内道則はツーツーから中飛に倒れるが、室脇正信が死球を受けて出塁、岩田次男はストレートの四球、浅原直人の三前ボテボテの当りをサード柳鶴震が一塁に送球するがセーフ、内野安打となる間に三塁に達していた二走室脇はホームに突っ込むが、ファースト広田修三からキャッチャー伊勢川真澄に渡ってタッチアウト、鬼頭政一がストレートの四球を選んで二死満塁としたところで南海ベンチは先発の長沼を下げて神田武夫をマウンドに送り、六番・林安夫は三飛に倒れてスリーアウトチェンジ。

 朝日先発の林は1回2回を三者凡退と上々の立ち上がり。3回、二死後柳鶴震に二塁打を打たれ盗塁を許すが、国久松一四球後、猪子利男を三ゴロに打ち取る。

 朝日は4回、先頭の浅原が四球で出塁するとパスボールで二進、鬼頭が送って一死三塁、林の右前タイムリーで1点を先制する。

 南海は4回裏、先頭の北原昇がショートに内野安打、岩本義行は左飛に倒れるが、岡村俊昭が四球を選んで一死一二塁、中野正雄は中飛に倒れて二死一二塁、神田が左前に同点タイムリーを放って1-1と追い付く。両軍エース同士がタイムリーを放った。

 朝日は5回、先頭の坪内が四球を選んで出塁、室脇が三前に送りバントを決めて一死二塁、岩田は三飛に倒れて二死二塁、浅原直人のカウントツーツーの時、二走坪内が三盗、キャッチャー国久松一からの送球が悪送球となって坪内が生還し2-1と勝ち越す。国久の悪送球は「2’-6」と記録されているのでショート猪子に送球したもの、ここは坪内のディレードスチールだったようだ。坪内の三塁進塁には盗塁が記録され、ホームへの進塁がエラー(国久の悪送球)によるものであった。


 林安夫は5回以降の南海の反撃を2安打無失点に抑え、5安打2四球1三振の完投で17勝目をあげる。



 

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